Snow Drop 2 (ページ6)

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No.54 ページ6

あいつが現れたことを忘れるほどにいつもの生活、スケジュール

ある意味何も無さすぎて怖くなる。

絶対に何かありそうで頭の片隅にあいつとの会話が残ってる

やっぱりこういう時の感は良くない。

こんなに当たるとは思ってもなかった

朝8時

昨日マネージャーさんから明日話があるって電話が来て、今に至るんだけど

なんか嫌な予感がする。

ただの勘でしかないけど

私が来てしばらくするとマネージャーが

ﾏﾈ｢ねぇ雪村、これはどういうこと｣

そこにはあいつと私の姿が写る週刊誌のページ

見出しは
『SixTONES雪村、雪村グループの妾の子！ジャニーズには親のコネで？！』

よくこんなの記事にしたと思う

今の私ならどんなことしてでも好感度落とさせたいんだもんね。揚げ足取りしなきゃなのかな

でもいつ、誰が撮ったの。

だってあそこには私とあいつしかいなかったはずなのに

ﾏﾈ｢これは、ほんとなの？｣

｢妾の子であることは本当ですが、
コネで入った所は真っ赤な嘘です｣

ﾏﾈ｢コネはやっぱり嘘よね。メンバーはもう知ってると思うけどどうするつもり？もうごまかせるようなことではないわよ？｣

｢私から説明します。

今日の撮影の前に時間をいただけませんか｣

ﾏﾈ｢えぇ、いいわよ。今日なら大丈夫｣

｢ありがとうございます。｣

こんなにも簡単にバレちゃうなんて思ってもなかった

二度と思い出したくもない過去

もう誰も失いたくない。

私のせいで誰も悲しませたくなんかない