Snow Drop 2 (ページ5)

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No.53 ページ5

？｢久しぶりね、Aさん｣

｢なんであなたがここに居るんですか｣

？｢なぜって、あなたを引き取りに来たからよ

あなたがいなくなったせいでメイド達も可哀想なのよ。あんな汚らわしい仕事させられて｣

｢私はあなたの子供でもなんでもありません。
姉たちと違って私は妾の子

あなたをお義母さんと呼ぶ資格もありません

もう縁も何も無いですよね？

あの家にはもう二度と戻る気はないので、

誰かあの家で死のうが苦しもうがもう私には関係ないですよね

その程度の要件しかないのであれば
二度と私の前に現れないで｣

義母｢あら、そんなこと言っていいのかしら？

あなただけじゃなくて、周りにどんな被害が及ぶかはもう分かってるわよね｣

｢ふざけないでください。私だけならまだしも彼らには何も関係のない話ですよね、

この会話聞かれたらどうなるでしょうね、

それぐらいお義母様ならお分かりですよね。

それでは｣

あいつが来るとは思ってなかったけど、録音出来て良かった

もうあの家にはなんの未練もない。

私だけが苦しめばいい、

メンバーのみんなが苦しむ必要なんてこれっぽっちもない。

これがあんなことになるなんてこの時は思ってもなかった