原石たちのBL小説 (ページ34)

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樹side

北「行きたいです！」

そんなキラキラのおめめで言われたら誰も断れない！

京「結構やばいお客さんも来たりするから見るなら覚
　悟してね」

北「そんな大変なことするんですか？」

慎「俺らの店は
　『これやったらダメ』
　とかがないから、抱いたり抱かれたり、けど俺ら
　が抱く方が多いけどね」

北「そうなんですね
　皆さんは抱かれたりするの平気なんですか？」

ジ「全然大丈夫！しかもこの仕事結構お金貰えるから
　それで好きなことやればいいじゃん！」

北「そんなにお金貰えるんですか？」

京「まぁ人によってだけどね」

高「そういえば
　俺ら自己紹介してないからホストクラブでどんな
　ことやってるかを自己紹介と一緒に言お！」

慎「オッケー
　まず俺から、森本慎太郎です！
　クラブでは基本攻めだよ！今まで受けは1、2回し
　かやったことないよ！」

ジ「俺はジェシー！
　クラブでは慎太郎と同じで攻め！受けはやったこ
　とない気がする」

高「俺は高地優吾
　俺も基本攻めなんだけど、受けは慎太郎よりは多
　いかもだけどそんなやったことない」

京「俺は京本大我です！
　俺は攻めも受けも両方できるから同じくらいの頻
　度でやってるよ！」

樹「じゃあ俺で最後！
　俺らの店の人気No.1の田中樹です！
　俺は受けは絶対やらなくてずっと攻めだよ！
　俺ら以外に働いてる人はいないから！」

北「５人だけ何ですか！？」

京「そうだよ」

北「すごいですね！
　皆さんほとんど攻めなんですねー」

樹「俺らのこと全員下の名前で呼んで！」

北「わかりました！
　あの、俺もホストクラブで働きたいです！！」

北以外「「へ？？？？？」」

ジ「ダメダメダメダメ！」

慎「北斗は絶対だめ！」

北「やっぱり皆さんみたいなイケメンじゃないとダメ
　ですよね...」

樹「いや！そういうことじゃなくて北斗がやったら危
　ない！いろんな意味で！」

北「皆さんもやってるから危なくないです！」

樹「だってホストなんてやったらセクハラみたいなこ
　と、いろんな人からたくさん触られるんだよ」

北「だってあれは俺がいいって言ってないのに触って
　きたけど、ホストはそういうのをオッケーして触
　られてるじゃん！
　それにみなさんがいるから大丈夫！！」

そんな可愛いこと言うと襲っちゃうぞッ！