終止符 ページ3
『、、、ッ』
視界がぼやける
バカ、なんで私が泣いてんのさ
1番苦しくて、悲しくて、泣きたいのは
北さん、、、だから
泣かないで、ちゃんと伝えるんだ
『私、、やっぱり侑が好きなんです、、ッ』
あなたの笑顔を見ても
赤くなっているところを見ても
デートをすることになっても
どうしても頭から侑が離れない
『ごめんなさい、、ッ』
分かってる。1番辛いのは北さんだって
それでも、
侑のことばっか考えてしまう自分も辛くて、怖い
北「、、、そうか。そんなに泣くなや、」
『だってッ、、、!!』
北「、、アイツに捨てられたら、いつでも来ぃや」
まだ、北さんは諦めていない
そういう日が来ると信じて待ち続ける
相変わらず私の先輩は
『はい、、、!!』
今日もかっこよくて、私の憧れだ。
北「ほな、帰ろか」
『はい!』
私が泣き止むのを待ってくれていた北さん
本当にどこまで優しいんだか。
梟谷は学年によって下駄箱が分かれる
北「、、また後でな」
北さんが三年生の下駄箱へ向かう
その背中は、どこか寂しげだ
だけど
『、、、あの!』
北「、、ん?」
『かっこよかったですよ、信介くん!!』
その背中を、私はいつまでも追い続ける
『、、よし!!』
私も、正直に気持ちを伝えないと。
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北さんside
『ではまた!』
Aが帰っていく
、、、フラれたはずやのに。
もうこの恋を終わりにせなあかんのに。
“かっこよかったですよ、信介くん!!”
あんなん言われてまうと、
北「はぁ、、、、ほんまずるいわぁ、、」
一生抜け出せんくなるわ、、
一粒の水滴が頬をつたる
大好きやで
これからも、この先も
________ずっと。
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赤羽 - 読みながら叫んでますっ神作品をありがとうございますっ (4月3日 22時) (レス) @page3 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
パァ - 菅原先輩が爽やかすぎて…ゔぁ…好きってなりました…。めちゃくちゃ素敵な場面ありがとうございます😭これからも作者さんのペースで更新頑張ってください! (3月16日 15時) (レス) @page9 id: 4a29f8a2b6 (このIDを非表示/違反報告)
らっぱ(プロフ) - 続編ありがとうございますこれからもがんばってください❤ (3月5日 12時) (レス) @page1 id: 5d3f988e84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きんけつ。 | 作成日時:2024年3月5日 12時