頼むから嫉妬して。 2【ハイキュー】

謝らんで ページ19

先「ほな、二人で考えといてや」





私たちの学校では、劇の中に生徒が作ったオリジナルシーンを入れることになっている






そして、今年は主役二人が考えることになった。












『、、、どうする？』

治「適当に飯食うシーンでええんちゃう？」

『そうだね((』








あたりは静まり返っている

部活後の教室は少し暗い







『、、、ごめんね』



治「！！、、、なんで」



『私のわがままに付き合わせちゃって』








私だって迷惑かけてる自覚はある。




でも、








『こんなに誰かを好きになったり本気になったりするのは初めてなの。だから、、、手放したくなくて』





きっとこんな風に相手を想っているのに報われずに恋を終えてしまう人が何人もいるのだろう









もしかしたら、私もその中の一人かも知れない









『だから、一秒でも長く隣に立っていたいし、そばにいたくて、、、、』






なんか怖くなっちゃったの。








『ごめんね』















ポンっ





頭から微かに温もりを感じた







治「、、大丈夫や。迷惑なんて思っとらんし、全力でやったる」





『治、、、』




治に頭を撫でられる







治「、、、それに俺はお前でよかったと思っとるし。」















『、、、、ありがとう』








高校バレー界 最強ツインズ“宮兄弟”は

一見似てそうで似てなくて、でもちょっと似ている






どちらも、カッコいいんだって


改めて思った。

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