検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:18,720 hit

episode5 ページ6

『あ、えっと……』

私が声を発すると、2人は少し脅えた目でこちらを見る


『っ、』

ズキっと心が痛む

そして思い返すのは

「お荷物姫」




「まあまあナミさん落ち着いて。

さっ、これを食べて?」



後ろから出てきたのは、すごく大人びた人


口には、、あれはなんだろう。煙が出ている。








コトっと私の前に置かれたのは暖かそうなスープ







本でしか見た事のない料理だ。

今までは焦げたパンや、残りカスなど、まるで料理と言えたものじゃなかったから。








『っ、頂けません、こんな高価なもの!』


私お金を持っていなくて、だからその……!


と言うと、先程の女性が歩いてきた。



「ねぇ、あんた。」

『っ!』


私は目を合わせると、ビクッと肩が跳ねる。


そしてキュッと目を瞑る






「はぁ、これは敵では無いわ。

サンジくん、先にお風呂。」



「はぁい!ナミすわぁーーん!!」


といってクルクルしながらどこかへ行ってしまった。




私は女性と一緒にゆっくりたつと、先程からこちらを見ていた麦わらの青年と目が合う。



「おいお前!!」

えっ!?怒ってる!?

麦わらの青年は腕を組みじっとこちらを見る



「名前は!!!」





『えっ、』



私の名前……








『っ、私は……、お荷物、と言います。』






その言葉でこの場の全員が固まる


「えっ?お荷物?」


鼻の長い青年


「お荷物っていったか?」


トナカイくん










『私、自分の国ではお荷物って言われてて、それで、』


「ちげぇ!!!!」





麦わらの青年は、ぐっと拳を握り私の方へ近づく



「俺はお前の名前を聞いてんだ!!!!」




『っ!!』




「国なんて聞いてねぇ!!!!」



じわっと目の前が滲む


何故だろう怒られているはずなのに


凄く嬉しい。










『っ、A……。アラ・Aです……!!』





私がそう言うと、



麦わらの青年はニシッと笑った。







「そうか!A。よろしくな!


俺はルフィ!海賊王になる男だ!!






サンジ〜!俺も飯〜!」




そう言って麦わらの青年、ルフィさんはいってしまった。






「私はナミ。ほら、自己紹介はあとからするから先にお風呂に行きましょ!」





「いやお前ちゃっかり言ってんじゃねえか!」

と鼻の長い青年








その言葉をスルーして私は扉の奥へ連れらていった

episode6→←episode4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (88 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
271人がお気に入り
設定タグ:ワンピースONEPIECE , ロロノア・ゾロ , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ナナナ - 更新持ってます! (2022年12月20日 1時) (レス) @page9 id: f9a572b360 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜雫(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2022年9月4日 20時) (レス) @page9 id: a59c9639d5 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年3月10日 19時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
ミスミ(プロフ) - みるねねさん» わわ!初めての作品にコメントがつくなんて嬉しいです!ありがとうございます! (2022年2月12日 18時) (レス) id: cbe13c6789 (このIDを非表示/違反報告)
みるねね - とっても面白いです!めちゃくちゃ好きになりました!体にお気をつけて更新してくださいね。 (2022年2月12日 17時) (レス) @page9 id: b768499db2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミスミ | 作成日時:2022年2月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。