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心スポ silk ページ16
※設定 シルクのかのじ
シルクside
俺たちは今、撮影でとあるトンネルに来ている。
「怖い、怖い、怖すぎる、」
シ「ビビりすぎだろw」
「だって、怖いもんは、怖い。」
シ「まぁ、なんかあったら俺が守るからよ。」
「ほんとに守ってよ？！」
ｻﾞｻﾞｯ!
シ「……なんだ、今の音。」
「え、ねぇやだ」
シ「…ちょっと危ないなぁ、」
「そ、そんなこと言わないでよっ怖いじゃんっ」
シ「撮影は今回は諦めよう。」
「わかった、」
そのあと俺らはタクシーで帰った。
普段なら怪奇現象が起きればすぐにカメラを向けるが、
今回はあまり良くなかった。
Aの精神状態が不安定すぎるのもあるし、
なによりも怖がっていると憑かれやすい。
だからAが最優先だ。
俺はAの為なら何でもする。
とにかく憑かれなくて良かった。
「ありがと。」
シ「え？」
「私のためでしょ。」
シ「……」
「ありがとね(笑)」
シ「おうっ！」
……やっぱり、Aが1番大事だ。
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作者名：ゆうり | 作成日時：2023年3月19日 0時
