乙女ゲーの悪役令嬢に転生しましたが、攻略対象どうでもいいんで、魔法教えてください(切実)

お嬢様のお願いが5つ ページ33

アリア様のお兄さんが来る日、当日



アリア「はぁぁぁぁ、」



とてもわかりやすい、大きなため息



「アリア様、今日はオスカーお兄様が帰って来るのですが、迎えにいかなくてよろしいので？」



アリア「うん、あの変態を調子乗らす訳にはいかないの」



「変態？」



思わず聞き返したその時



バタン



？「アリアァァァァ」



金髪で紫色の目をした、僕より年上？の男の子？が、書斎に入って来た



？「アリア！魔法学院行くなんて考えるな！」



アリア「とりあえず、抱きつくのは、やめてください、お兄様」



お兄様と言う事は、この人が、オスカー・クロスフォード様、になる



オスカー？「久しぶりの感動の再開だよ！抱きついたって良いじゃないか！」



「...」



なるほど、アリア様に変態と言わせるだけはある、変態だ



アリア「いいえ、よくっ、あり、ませんっ」



オスカー？「良いんだ！このくらいのスキンシップは家族の証、必要不可欠なものなんだ！」



アリア「お兄様は、その度が過ぎておりますっのよっ！」



オスカー？「、ところで、その男は誰だ、アリア、返答次第では、俺は許さないぞ？」



僕の事か、、面倒な事になりそうだな...(遠い目)



アリア「私っの、従者っ、ですのっ、いい加減離れてくださいましっ」



オスカー？「ほお、俺を差し置いてお前が、従者だと？笑わせるな、アリアの従者は、俺だ



そして、アリアと恋に落ち、夫になる男だっ！そんな俺を差し置いて、従者だと？



ふざけるのも大概にしろ」



この人、ヤバい人だ、なに言ってんだろう？



アリア「ふざけているのは、お兄様ですわ、だいたいなんですの？恋に落ちる、とは



お戯れもほどほどなさってくださいまし」



オスカー？「その俺に挨拶もなしだと？名を名乗れ」



アリア「....話し聞けよ(小声)」



「....アルト・ランバートです(アリア様のお兄様とお見受けしますが、本当そうなのですか？)」



アリア「(うん、うん、とても認めたくないけど、そうね)」



オスカー！「アリアは俺にとって、妻であり、妹であり、姉であり、母である



そのアリアに、なにかしたら、その身が、四散すると思え、父さんと母さん認めているだけで



俺は認めていない、わかったな？」



「...はい」



とりあえず、僕の中で


オスカー＝変態＋ヤバい人


の法則が出来た、正直関わりたくない

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