乙女ゲーの悪役令嬢に転生しましたが、魔法を覚えて無双したいです(無理)

お嬢様のお願いが17つ ページ8

？「ごめんなさい、ごめんなさい、私のせいとは言っても、早く起きてーです！」



あ、れ？僕なにしてた、んだっけ？えーと確か、なにかしてたんだ、そうなんだっけ？


そして、誰だろう？この子



？「アルトくん、もうすぐですから、なにがあったかちょっと思い出して貰っていいですか？」



「貴方は誰、ですか？」



？「私のことはどーでもいいんですです！アルトくん色々あったですですよね！」



「多分？」



？「それ思い出して貰わないと、困るんですです！」



「はぁ....」



思い出すって言っても何を？うーんなにかとても、重要な事を忘れてる様な？



？「あ、も、も、もしかしてですですけど、名前わからなく成ってたり？」



「名前＿確かあると、らんばーと？」



？「良かった、って良くない気がしますけど、思い出せてるので、良かったです」



「あると、らんばーと、アルト・ランバート....なんで忘れてたんだ？」



？「あ、気にしなくていいですです、ささ他の記憶も思い出してくださいですです」



他、の記憶.........［アルトくん私、鬱陶しいかな？］


....？確かこれは、りふぃる、だったか？が聞いてきたこと


別にいらない記憶だろう、何故か確信しているのが不思議だけど


［おーいアルト！どうかしたか？］


［アルト］


［アルトくん！］


［アルトくん］


リオン、レーン、フィオナ、エレナ


友達の名前、そうだ、今夏休みで皆で花火見ようって.....


けど、まだ、忘れてる一番大事でその、好きな、人


名前は＿名前、知ってるのに思い出せない......


［アルトくんは＿＿＿さんの従者で＿］


.....違う、リフィルなんかじゃない、ずっとずっと前から


一緒で、独りだった僕に光をくれた


［アルト、お願い、茄子だけは、苦手だからそのぉ］


［全く＿＿＿様、好き嫌いは駄目ですよ］


そう、なんかお子様で


［私、稀代の賢者に成りたい！］


突拍子もないことを言ったり


［えへへ、似合う？］


たまに見せる可愛い笑顔が心臓に悪い


［いえ、その、あの、アルト、は、まっ魔法について興味あるかしら？］


そう



「アリア様.....！」




そうだった、なんで忘れてたのかは、わからないけど


早く戻らないと！



？「アルトさん思い出し＿ってああああ！？！」



「えっ？」



いきなり目の前が真っ白に成って＿



アリア「....アルト？」



やっと戻れた、らしいけど


なんか三人増えてる？

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