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おそ松｢ただいまー、誰かいねぇーの?｣
｢……｣
玄関の戸を器用に足で開け、自身の背中でスヤスヤと眠っている妹を起こさないよう
なるべく静かに弟を呼ぶおそ松
一松｢……お帰り。何、A寝てんの?｣
おそ松｢おう、まぁね♪悪いんだけどさ、A寝かせたいから布団準備してくんね?｣
おそ松の声に反応したのは四男の一松だった
居間で猫とじゃれていたのか、片手には猫じゃらしが握られていた
トド松｢おそ松兄さんお帰りー。Aと何処行ってたの?｣
素直に布団を準備しに二階へ上がる一松にお礼を言って居間に入ると、スマホを片手に寝転んでるトド松
カラ松｢ん?Aは寝てるのか?｣
チョロ松｢あ、ほんとだ。遊び疲れたとか?｣
そして、手鏡を見ながら自身の髪を整えていたカラ松と求人雑誌を読んでいたチョロ松の三人がいた
おそ松｢んー?A連れて馬の動物園に行ってた。
まぁー、あれだけ大はしゃぎしてりゃ疲れて当然だよなぁ｣
“可愛かったぁー♪”と顔を緩ませながらご機嫌の様子で笑うおそ松の発言に、三人は一瞬だけ軽く硬直する
そしてすぐさまチョロ松が求人雑誌を丸めて、おそ松の頭を叩いた
チョロ松｢馬の動物園って何!?何処に出掛けたのかと思ったら、何妹連れて競馬に行ってんだよ!!｣
｢…んぅ……っ…｣
トド松｢チョロ松兄さん静かにっ!A起きちゃうよっ｣
トド松の声にハッ!と我にかえってAへと視線を向けるチョロ松
ギリギリ起こさずに済んだようで、おそ松の背中で規則正しい寝息をたてていた
トド松｢でも信じらんない。せっかくAと出掛けたのに競馬で台無しにしちゃうとか｣
カラ松｢brother?確かに楽しんできてくれとは言ったが、俺が言ったのはそういう意味じゃ｣
おそ松｢ちげぇーって!Aだってちゃんと楽しんでたよ?
レース観てるときだって、すっげぇーキラキラした目で大はしゃぎしてたし｣
おそ松の言葉にまだ信じられないといった表情を浮かべる三人
すると、居間の襖が開いて一松が顔を見せた
一松｢布団、準備できたよ。でかい声で起こしちゃう前に寝かせてきたら?｣
おそ松｢おう、さんきゅーな一松｣
ぐっすり寝ているAを背負ったまま、おそ松は居間を出て二階へと上がって行った
結局その日Aが起きたのは夜中で、半泣き状態でカラ松の隣に潜り込んで一緒に寝たそうだ
｢明日は絶対…ﾋｯｸ…アイス…っ｣
カラ松｢あぁ、約束だな。おやすみ｣
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暇人(プロフ) - 作者さん‥‥‥体調大丈夫でしょうか？風邪引いてたりしたら看病しに行きたい← この小説好きすぎて氏ねる＼(‘ω’)／うぉぉぉぉわアヒィージョ←急にどうした (2018年8月3日 4時) (
レス) id: adf691658b (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - 長兄推しなので、とっても私にとっては幸せです！これからも頑張ってください (2018年3月24日 1時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
シーシャ(プロフ) - おバカな傀夢さん» お返事も更新も遅く申し訳ありません!!心温かいコメントをありがとうございます!更新は相変わらず遅いと思いますが、今後も頑張らせていただきます!! (2018年1月1日 20時) (レス) id: 172b52f45f (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - とっても面白いですね！更新頑張ってください！ (2017年10月29日 23時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
シーシャ(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます! ご意見参考にさせていただきますね!ありがとうございます(^^) 今後も頑張らせていただきます!! (2017年10月12日 15時) (レス) id: b04c5de996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シーシャ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/C-SHA/
作成日時：2017年1月9日 4時
