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☆
「「ありがとうございました!!」」
ガタガタ…と一斉に聞こえる椅子と机が軽くぶつかる音と、クラスメイト達の明るい話し声
長ったらしい入学式も終わり、新しい教室と担任教師の顔も覚えた
名前は微妙かな。さっき自己紹介したばっかりだけど、そのあとのクラスメイト達の自己紹介と学校生活の説明で頭がいっぱいになっちゃったから
「十四松兄さぁーん♪」
ｷﾞｭｳｯ!
私の席は一番後ろの廊下側で、席から立てば直ぐ後ろにいた十四松兄さんに抱きつける
欲を言えば窓側が良かったんだけど、一番前じゃないからいいや♪
十四松「Aお疲れだね!!偉い偉いしてあげマッスル!」
「やっぱり十四松兄さん大好き♪」
十四松「あはは!僕も大好きだよ!」
おそ松「ずりぃーぞ十四松!
A〜?俺との約束覚えてる??お兄ちゃんと買い物行くんだよね?」
「……服、買ってくれる?」
おそ松「買っちゃう買っちゃう♪入学式頑張ったご褒美な?」
「じゃあおそ松兄さんのことも大好きぃ♪」
十四松兄さんに抱きついたままそう言えば、回りの目も気にせず“よっしゃぁあ!”と騒ぐおそ松兄さん
いい歳した大人が子供みたいに喜び騒ぐのはさすがに止めてほしい…
というか、兄だと思われたくないから他人のフリしてさっさと十四松兄さんと一緒に教室から出ようとしたら誰かに後ろから腕を掴まれてしまった
誰かと思い後ろを振り向けば、犯人はチョロ松兄さんだった
「チョロ松兄さん、何?」
チョロ松「A、今からおそ松兄さんと出掛けるんでしょ?
だったらさ、ついでにカラ松の買い物にも付き合ってやってくれない?」
「えっ…」
チョロ松「今、カラ松の財布おそ松兄さんに盗られてるままらしくてさ。おそ松兄さんが素直に返すとは思えないし、この際だから一緒に行ってやってよ」
「ぁ…え…っと……や、やっぱり私…今日は買い物行かない」
おそ松「それはだーめ。俺が寂しいし、お兄ちゃんとの約束は無効化できませーん」
「…!!」
さっきまで騒いでたおそ松兄さんが後ろから私の肩に腕を組んできたかと思うと、チョロ松兄さんが十四松兄さんとトド松兄さんを連れて教室を出ていってしまった
母さんと父さんも、いつの間にかいなくなってて教室には私とおそ松兄さん
そして、カラ松兄さんの三人だけになっていた
おそ松「そんじゃ、お兄ちゃん達と楽しい楽しい買い物に行こっか!Aちゃん♪」
「……っ」
これ、絶対にはめられた
続く (更新停止中)
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暇人(プロフ) - 作者さん‥‥‥体調大丈夫でしょうか？風邪引いてたりしたら看病しに行きたい← この小説好きすぎて氏ねる＼(‘ω’)／うぉぉぉぉわアヒィージョ←急にどうした (2018年8月3日 4時) (
レス) id: adf691658b (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - 長兄推しなので、とっても私にとっては幸せです！これからも頑張ってください (2018年3月24日 1時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
シーシャ(プロフ) - おバカな傀夢さん» お返事も更新も遅く申し訳ありません!!心温かいコメントをありがとうございます!更新は相変わらず遅いと思いますが、今後も頑張らせていただきます!! (2018年1月1日 20時) (レス) id: 172b52f45f (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - とっても面白いですね！更新頑張ってください！ (2017年10月29日 23時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
シーシャ(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます! ご意見参考にさせていただきますね!ありがとうございます(^^) 今後も頑張らせていただきます!! (2017年10月12日 15時) (レス) id: b04c5de996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シーシャ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/C-SHA/
作成日時：2017年1月9日 4時
