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入学式も迫ってきた平日の昼間
春休みの終わりも近づいてきて、入学の準備に追われる家庭も少なくないだろう
そして、それは松野家も例外ではなかった
おそ松「Aちゃーん、準備まだー?」
トド松「なるべく急いでね?今日のうちに買い揃えておきたいから」
松野家の長女、松野Aは今年から中学生
入学に備えて兄のおそ松とトド松が一緒に筆記用具や制服等の準備をしに出掛けようとしていた
ところが……
「カラ松兄さんとじゃなきゃイヤっ!!」
おそ松「だから、カラ松は風邪引いてて無理なんだって!
もうさっきから何度もそう言ってんじゃん!」
「じゃあ行かないっ!」
トド松「カラ松兄さんも言ってたでしょ?入学式に間に合わなかったら困るから、僕達と一緒にちゃんと買い揃えて来るようにって。
帰りにAが好きなスイーツショップに寄って帰ろ?おそ松兄さんが奢ってくれるって言ってるよ♪」
おそ松「何それ俺初耳だぞっ?!」
肝心のA本人は自室に隠って出てこようとしない状態
季節の変わり目というのは体調を崩しやすい季節
Aに懐かれてる次男カラ松は、タイミング悪く体調を崩し風邪を引いてしまったのだ
そこまで酷いわけではないが今日一日は大事をとって絶対安静にさせてる為、Aの買い物にはおそ松とトド松が同行することになったのだが
Aはこれに猛反対し、部屋から一歩も出てこないのだ
「カラ松兄さんが治るまで待ってるもんっ!!」
おそ松「…A、我が儘もいい加減にしろよ?」
トド松「おそ松兄さんデリカシー無いし救いようの無いくらいゲスいかもしれないけど、Aのことカラ松兄さんと僕に負けないくらい大切に想ってるんだよ?」
おそ松「そしてお前は何然り気無く俺のことディスって、ちゃっかり自分の好感度上げようとしてんだドライモンスター!!」
二人が何とか説得させようと必死になっていると、隣の部屋からチョロ松とカラ松が出てきた
いつものイタさは感じられない、少ししんどそうな
静かにAの名前を呼んだ
そして…
カラ松「いつまでも我が儘を言ってbrother達を困らせるんじゃない」
「…っ!!」
普段よりも更に低い声で、静かにそう言ったのだった
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暇人(プロフ) - 作者さん‥‥‥体調大丈夫でしょうか？風邪引いてたりしたら看病しに行きたい← この小説好きすぎて氏ねる＼(‘ω’)／うぉぉぉぉわアヒィージョ←急にどうした (2018年8月3日 4時) (
レス) id: adf691658b (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - 長兄推しなので、とっても私にとっては幸せです！これからも頑張ってください (2018年3月24日 1時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)
シーシャ(プロフ) - おバカな傀夢さん» お返事も更新も遅く申し訳ありません!!心温かいコメントをありがとうございます!更新は相変わらず遅いと思いますが、今後も頑張らせていただきます!! (2018年1月1日 20時) (レス) id: 172b52f45f (このIDを非表示/違反報告)
おバカな傀夢(プロフ) - とっても面白いですね！更新頑張ってください！ (2017年10月29日 23時) (レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
シーシャ(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます! ご意見参考にさせていただきますね!ありがとうございます(^^) 今後も頑張らせていただきます!! (2017年10月12日 15時) (レス) id: b04c5de996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シーシャ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/C-SHA/
作成日時：2017年1月9日 4時
