不思議な子 ページ18
私が縁側で、しゃぼん玉をしていた時。
「・・・」
「・・・」
女の子が1人現れて、私の隣に座った。
髪の毛を肩口に切り揃えた、淡い水色の羽織を着た女の子。
「・・・!」
私がまたしゃぼん玉を始めると、目をキラキラさせて見つめてきた。
この子もやりたいのだろうか。
「A、ここにいたのか」
振り向くと炭治郎が立っていた。
「カナヲ、この子はAといって伊之助が拾ってきたんだ。A、カナヲはしのぶさんの継子なんだぞ・・・えっと、継子って言うのは・・・」
炭治郎が女の子──Aというらしい──に継子の説明をしていた。
「・・・あなた、Aって言うの?」
自分でも少し驚いた、気付いたらあの子に名前を聞いていたから。
Aはこくり、とうなずいた。
どうやらAは声が出せないらしく、主に首を振ったり紙に文字を書いて会話を成立させているらしい。
挨拶などのよく使う言葉は、札を作って持ち歩いているんだとか。
その後Aは薬の調合を教えてもらうということで炭治郎に引っ張っていかれた。
「A・・・」
綺麗な名前、不思議な子。
なんだか気になってしまう。
293人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
トムジェリ(プロフ) - 初めて読ませていただきました!これからも更新頑張ってください!! (2020年6月6日 0時) (レス) id: cc774e2595 (このIDを非表示/違反報告)
リリー(プロフ) - にゃんこさん» 作者は可愛くないですが可愛い女の子が大好きなので!これからも可愛いを生産できるように頑張ります!コメントありがとうございます! (2020年3月15日 9時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - 全て可愛いで構成されたお話ですね。思わず鼻血が(( 作者様自身が可愛いからきっとこのようなお話を書くことが出来るのですね!作者様は可愛い生産機ですね!!!!??? (2020年3月15日 0時) (レス) id: a2fa91df99 (このIDを非表示/違反報告)
リリー(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます!楽しんで読んでいただけているようで何よりです・・・! (2020年3月8日 19時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - いやー読んでて楽しいですね!!!続き楽しみにしてます!この先もたくさん書いてください!みんなに愛されてみてるこっちも幸せですぅ 次の作品も楽しみにしてますので、よろしくお願いします! (2020年3月8日 12時) (レス) id: a7a20ec0a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ