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拾壱ノ記憶 ページ13

「ッ...」

「・・・兄、ちゃん。

・・・A?」

玄弥...

「玄弥?」

「兄ちゃん!

俺、あの時のこt「何で来たんだァ!!」!?」

兄さん!?

「玄弥!!」

玄弥を突き飛ばして兄さんと少し距離をとる。

「A!?」

・・・危なかった。

「何で、そんなことするのさ。」

涙が、止まらなかった。

折角会えたのに

折角思い出せたのに

玄弥にも、会えたのに

「ッ...」

私は玄弥の腕を引っ張ってその場から駆け出してしまった。

行きついた先は蝶屋敷。

「しのぶ...

玄弥を、お願い...」

「A!?」

しのぶが何か言おうとしてたけど私は其れを聞かずに飛び出した。

どうすればいい?

どうすれば?

どうすれば兄さんや玄弥と...

前を見ずに走っていた私は誰かにぶつかった。

「ずみま、せん...」

「大丈夫か!?

えっと...

てか今俺触っても、良いか?」

粂野さんだった。

優しすぎる、なぁ。

「ごめんなざぃぃぃ...!!」

「どうしたんだ!?」

「・・・兄さんと仲直りじたがった!!

けど、兄さんが鬼殺隊を辞めろっで!!

私達を思ってくれでるのは分がるけど此処は私の居場所だがら嫌だ!!

だけど兄さんに妹だって言ってほしい...!!

全部私が悪いんだぁ!!」

言ってることは滅茶苦茶で支離滅裂。

けど

けど

粂野さんは自分が多分嫌われていたのにも関わらず私を優しく

「大丈夫だぞ〜

実弥は優しいやつだからな〜」

昔兄さんにしてもらったように頭を撫でてくれたんだ。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 逆ハーになる?   
作品ジャンル:アニメ
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奈雪(プロフ) - 奏音☆色音さん» 感動系を書きたかったから良かった...コメントありがとう。 (2020年7月24日 21時) (レス) id: 5baed18305 (このIDを非表示/違反報告)
奏音☆色音(プロフ) - .......号泣不可避 (2020年7月24日 18時) (レス) id: 9c3c6c7419 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈雪 | 作成日時:2020年3月15日 22時

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