常勝神話・補助【ONE PIECE】 (ページ5)

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祖竜信教ページ5

本拠地：旧マリンフォード

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【専門誌からの抜粋記事】

ずっと昔からある土着信仰が戦火の中で収斂(しゅうれん)され、かくあれかしと言わんばかりに大きく育った。

旧マリンフォードにある一体の非公開の石像は、司祭の説明によれば祖龍の姿を精確に模しており、破壊や再生を含んだ〈万物の流れ〉を司るのだと言う。

この〈流れ〉とやらの範囲は水や大気だけに留まらない。時間、物事、生活、人、全ての流れを司るようだ。つまり祖龍にとっては時間ですらも思うがままであり、世界で起こる物事や、人々の生活、その歩み、人混みの流れすらも把握して〈然るべき流れ〉として従える。

何もかもが己が意のまま。
一神教によく見られる、万能型の唯一神である。しかしその唯一神が人の姿ではなく、竜の姿をしている点は非常に珍しい。また祖龍信教は数ある宗教の中でも若い部類であり、所々に特殊な特徴が見受けられもする。例えるならば〈人智を超えた計算により、敢えて人間味を残して構築された宗教〉だろう。

なによりも祖龍信教は正徒教会と唯一、中立を越えた協定を結んでいる。