あなたに試練あたえましょう。

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「....ん」








目が覚めると、
照史の姿はない。









「洗濯しよ」









洗濯を終えると、
また眠ってしまっていた。









『ピンポーン』









インターフォンの音で目を覚ます。









窓の外は、オレンジで…









「....寝過ぎや」









それでも、部屋に照史の姿はなく…









「どこ行ってん？」









外…出れるやん。









『ピンポーン』









あー、せや。









「はい」









玄関を開けると









「....なんや？その、カッコ」









なんの第一声や…









「なんやの？お兄ちゃん」









スーパーの袋を両手に抱え









兄「パーティや、鍋や。なべ」









「はぁ？夏やで？」









兄「暑い時に、熱いもん。
決まってるやろ？

…てか、片付けせぇや」









「引っ越して来た、ばっかりや」









兄「とりあえず、片付けよぉか」









ニコッと、笑って言った。









もぉー、









とりあえず…座れるくらいに片付ける。









「だいたい、鍋って…2人で」









兄「何、言うてん？
2人ちゃうで」









「はぁ？」









兄「やから、その部屋干しの
下着は片付けとき」









「見んなや」









兄「見えるやん」









語尾にハート…付いとる。









エ ロ兄。









兄「妹の下着に欲 情せえへんて」









「....だいたい、誰来るん？」









・









『ピンポーン』









兄「おっ、来た来た」









嫌な…予感が、









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