ギャルが1人 ページ2
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〈 白布side 〉
『そこで私が先輩相手にツー決めたの！！！！
めっちゃすごくない？！』
白「へー」
俺が適当な相槌しかうたない中、お構いなしで喋り続けるこいつは白石A。
ここは白鳥沢の特別進学コース。
自分で言っては何だが、それなりに頭のいいやつが入ってくるところだ。
しかし、こいつの会話からは知性を一ミリたりとも感じない。
そう、一ミリも。
『今日学校くる時に自転車壊れちゃったからさ〜、
マジでどうしよっかなー』
白「何で壊れんだよ」
『来る途中にある坂をフルスピードで下ってたの。
そしたら飛び出してきたネコ轢きかけて自転車を犠牲にしたってわけ！！』
白「そこからどうやってきたんだ」
『自転車かつぐしかなかった』
白「やっぱアホだよお前」
どう考えてもアホ。
どうやってこの学校入ったんだよ。
そう言いたいがAはなぜか頭がいい。
入学直後にした実力テストでは学年3位。
益々わけわからん。
仮にも白鳥沢で学年3位の学力を持っているならもっとマトモな発言をしてほしいと切実に思う。
『今日もゲームするって言われたからさ！！
早く部活の時間来ないかな〜』
金色に染められた髪の毛をクルクルといじりながらそう呟くA。
こいつはスポーツマンらしからぬ容姿に反して、新山女子からスポーツ推薦が来るほどバレーが上手い。
なぜ推薦を蹴ったのかはまた今度にでも説明しよう。
そんな話をしていると、廊下からAを呼ぶ声が聞こえた。
「A！ちょっときて！」
『お、りんりんどした〜？』
すぐ帰ってくるから心配すんな☆と言う訳のわからない言葉を言い残して友達の方へ向かったA。
誰も心配してねーよとは思いつつ、こいつの人脈の広さは計り知れないと思った。
まぁコミュ力の塊だからな。
『ただいま！！』
白「ん、おかえり。
なんかあったのか？」
『3組が一限目数学らしいけど教科書忘れたんだって。
だから貸してきた！』
白「俺らのクラスも一限目数学だぞ」
『え、マジ？』
白「まじ」
『……賢二郎、私のために犠牲になってくれる？』
白「嫌だよバーカ」
『けんじろーーーー！！！！！！！』
数学では無事怒られてた。
やっぱこいつ馬鹿だ。
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あまね(プロフ) - pixiv… (7月29日 21時) (
レス) @page16 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - ぱぁさん» 夢主ちゃん本当にチョロいですかわいいです‼️コメントありがとうございます🥹💞 (2023年2月19日 12時) (レス) id: d081508064 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - masyumaro0318さん» しらぶんだけでなくうちの夢主ちゃんまで褒めてくださるとは…🤦🏻♀️💖嬉しいですありがとうございます🫶🏻🫶🏻 (2023年2月19日 11時) (レス) id: d081508064 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - みんと。さん» 返信遅くなってごめんなさい🙇🏻♀️好きだなんてとっても嬉しいです😿💓また更新再開するので是非よろしくお願いします！ (2023年2月19日 11時) (レス) id: d081508064 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - これが...ちょろかわいいなのか... (2023年1月27日 17時) (レス) @page14 id: 09849fc50e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2022年11月13日 21時
