白鳥沢のギャル【 ハイキュー 】

ギャルが3人 ページ4

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雛「彼氏欲しすぎて暴れそう」


『彼氏いて良いことあるか？』


雛「エブリデイハッピー」




私は髪を巻きながら、雪乃は前髪を整えながらそんな話をする。


紹介が遅れました。

賢二郎の席に座って鏡をガン見しているこの子は雛原雪乃。

私の親友ちゃんでーす。





白「雛原どけろ」


雛「あー、しらぶんぶんメンゴー」


白「……類は友を呼ぶって本当なんだな」


雛「誰が偏差値低そうな2人組だよ」


白「言ってねーよ」




机に取りたいものでもあったのか席に戻ってきた賢二郎。

この2人の会話面白いから一生見てられる。


賢二郎は机の中からプリントを取ると失礼しましたーと言いながら男子の輪に戻っていった。


すると賢二郎が来る前の話題に戻った。





雛「昨日ナンパされてイケメンだったからカフェ行ったの。

そしたら想像と違ったとか言われてさ〜」


『雪乃は見た目と性格のギャップえぐいもんね』





黒髪ロングでストレート。

勉強に専念したいからと言って部活に入っていないため肌も真っ白。

まさに清楚系の象徴と言ってもよい容姿をしているが実際のところはギャルだ。


そう、ギャル。






雛「Aって元彼いる？」


『もちのろん』


雛「どんな人だった？」


『年上イケメン』


雛「は？最高じゃん。

年上派？」


『当たり前、雪乃は？』


雛「んんんん！！！！

同級生かな？！？！」





雪乃は頭良くてかわいいのに何故か彼氏できたことないんだって。

うわん純白でかわちい。





『私も恋したいかも〜』


雛「お？お？やる気？？？

年上なら……牛島さんとかかっこいいって有名だよ」


『バレー部の人でしょ！！

え、そんなに有名なの？！』


雛「もっちろーん。

白鳥沢で知らない人はいない…学園の王子様ってわけ！！」


『言い過ぎでしょ』


雛「いや〜？？本当にそのくらい有名！！

どの学年からも人気で倍率やばいらしいし」





うわぁ、そんな漫画みたいな人マジでいるんだなぁ。

そう思いながらいちごみるくを一口飲むと、





？「A」


『うわびっくりしためいめいかよ驚かせんな！！！』


七「普通に声かけただけだろ。

今日は最初からゲームするらしいから早く来いだって」





ヌルッと現れた彼女は七織めい。

女バレに入部していて普通だったら新山女子行くレベルで上手い子である。






『最初から？！何で！』


七「なんか…男バレが来るらしいから」


『は？』







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