フラグ回収乙〜。 ページ34
あの氷付け未遂事件から数日経った今日、私は
朝から部屋に閉じ込められていました。
「いい？Aちゃん。今日は七武海会議が
あるから、ぜっったいに、この部屋から外に
出ないように。」
とのことです。
「分かりました。」
そう言うと、クザンさんは私の頭に手をおいて
安心した顔をしていた。
なんか日に日に私の扱いが子供じみてきている
ような…………気のせいか？
そして、今は会議が始まるちょうど15分前。
クザンさんは面倒くさそうにしながら、会議室
に向かっていった。
「書類整理でもするかな。」
別に言わなくてもいい独り言を言い、作業を
始める。
七武海会議か……私が読んでた夢小説では確か、
ドフラミンゴに目をつけられる展開が王道だっ
たと思う。
その後からクロコダイル、鷹の目と続いて………
「うわー…めんどくさそう……」
とりあえず、誰か来たら居留守を使っとこう。
あと、できるだけ静かに作業を進めるとか。
夢女子とかだったら、フラグ立てまくって回収
するのがセオリーなんだろうけど、ぶっちゃけ
私はあんまり関わりたくない。
特にドフラミンゴ、あの人は原作の時点で結構
苦手だ。
前世ではまあまあ好きだったけど、今世では
絶対に関わり合いたくない。
そう、絶対に………
ガチャッ
「おっ？なんだ開いてんじゃねえか。
おーいワニ野郎！入れるぞ！」
「桃鳥野郎、あんまり騒ぐんじゃねえ。」
…………………は？(フラグ回収乙)
「………本当に誰かいやがった。お前の見聞色
気持ち悪ぃな……」
「フッフッフッ、誉め言葉だぜ。」
いやいやまてまてお前ら………は？ちょっ………
これどう防げば会わずにすんだの？
「よう、お前、前来たときはいなかったよな。
なんていうんだ？」
フッフッフッと気味の悪い笑顔で聞いてくる、
桃色のコートの大男。
その隣で、私とそいつの様子を見ている、葉巻
を口に咥えた男。
間違いない。
「……し、七武海の方たちがわざわざ何のご用で
しょうか。」
さっきまで思い出していた七武海のうちの
二人、ドンキホーテ･ドフラミンゴと、クロコダ
イルだ。
……………これは、まずい。
「フッフッフッ……俺の質問に質問で返すなんて
な……命知らずもいいところだぜ。」
無理やり……誘拐………うっ頭がっ→←大将だってこと、忘れてたよ
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はやく続き見たい隊 - あの！たまに名前がシヲりになってますよ！！ (2020年7月27日 13時) (
レス) id: 99e5f8b903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セルリーゼさん | 作成日時：2020年5月3日 21時
