何が起こった!? ページ3
そのまま愛蔵と睨み合っていた時だった。
コンコンとノックの音がした。
慌てて僕と愛蔵は睨み合うのをやめアイドルスマイルを浮かべながら「どうぞ」と扉の方へ声をかけた。
「入るわよ!」と言いながら入ってきたのは、僕達のマネージャーと女の子??
なんか外見上元気っ子だなっと思えるけど....なんだろう寂しそうな雰囲気がした。
そんなことを考えているとマネージャーがこの子を紹介してくれた。
マ「この子は、風波Aあんたたちと同じアイドルでソロの子よ。」
へえーAっていうのか。
愛「俺は柴崎愛蔵です。よろしくな。」
勇「僕は染谷勇次郎よろしくね。」
一応アイドルスマイルで対応した。
『....。』
反応が薄かった。嘘でしょ??
女の子なら普通に、顔を赤くするはずなのに。と心の中で困惑しつつ、もう一度「よろしくね。」と言ってにっこり笑った。
『なんですか?いまさっきのライブ。』
えっと思った時には、僕は尻もちをついていた。彼女が勢いよく押したんだと分かった。
『染谷さんさっきのバク転が上手くいかなかったのは、重心をかけるべき場所がおかしかったからです!ちゃんと練習本当にしました!?』
唖然とした。いきなり突き飛ばした挙句さっきのライブの説教って、っていうか愛蔵も困惑してるし。マネージャーは....呆れてるだけか。
『聞いているんですか?っていうか柴崎さん!貴方もです!ライブでのアクシデントはいつ起こっても仕方ないのに、取り乱して。』
愛「ボソッ)何こいつ?」
愛蔵の心の声が聞こえた気がするけど、今はこいつを止めなきゃだね。
勇「ごめんね。風波さん、君の言うとおりだね。次は無いように心に刻んでおくよ。」
愛蔵もにっこり笑って頷いた。これで、納得してくれるはずだよね?
そう思いながらAを見たけど、思いっきり睨まれていた。
『.....こう言うのも何ですが、よくアイドルの仮面を付けられますよね?僕びっくりしました。』
正直イラッとした。何こいつ、生意気だしうるさいなあ。
愛「....そーかな?これが俺達の素だけど?」
愛蔵が言った言葉に僕もにっこりしながら頷く。
するとAはニコッと笑って、
『生憎ですが、僕の目は誤魔化せませんよ?』
イラッとくる。本当に何こいつ。愛蔵もにっこりしながら眉潜めてるし.....本当に調子が狂う。
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リンゴ(プロフ) - かなとさん» 教えてくださりありがとうございます。初めてなのでわからないことだらけ申し訳がないんです。また教えてくれると有難いです。本当にありがとうございます。 (2019年7月10日 21時) (レス) id: 92d1256844 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月10日 17時) (レス) id: aa79e4e0f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リンゴ | 作成日時:2019年7月10日 17時