【彼の名前】 ページ10
A目線
………………お腹が空きました。
甘いもの…マカロンとかが食べたいです。
「何味がいいですか?」
彼は当たり前というふうにマカロンの入った箱を差し出してきた。
…用意してあることに狂気を感じる。
「チョコレートでお願いします。」
「はい、分かりました。今紅茶を入れますね。」
そう言うと彼が部屋から出ていった
私は椅子に座り、考え事をしながら彼を待つことにした。
抜け出すチャンスかもしれないが、おそらく捕まるだろう
私は朝に感じた視線のことを思い出した。
あの視線の正体は彼でしょう。
ですが治や私が気付けなかったことからしておそらく小型カメラでも使ったか、とても遠くからみていたかのどちらかでしょう。
また、スーパーでの殺気。
治の変態発言に反応して殺気が向けられましたが、その正体が私に好意を抱いていると言った彼なら辻褄が合います。
おそらくあれも彼でしょう。
「できました。」
いつの間にかやってきた彼が、紅茶とマカロンを差し出してきた。
「ありがとうございます。」
私は、マカロンと紅茶を食べることにした。
「何も入れていないから安心してくださいね。」
言われると逆に怖くなります。
ーー数分後ーー
私は何事もなくマカロンを食べ終えた。
私がマカロンを食べている間、彼はずっと眺めていた。
ずっと笑っていたのが少々怖かったです。
急に彼が口を開いた
「何か話でもしましょうか」
「ええ。」
話…何を話せば?
「僕の第1印象を教えてください」
「そうですね…弟と似ていると感じました」
「太宰君と似ている…それは僕自身も感じますね」
「太宰君とは何度が会いました。直近では、死の果実事件で会いました。」
「死の果実事件?」
「ええ。」
なぜ、死の果実事件で治と会ったのでしょうか?
まさか…?
「失礼、まだ名前を聞いていませんでしたね。」
彼に質問を投げかける
私の読みが正しければおそらく彼は…
「そういえば言っていませんでしたね。僕の名前は…」
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どうもSnowです。
更新サボってすみません。
私が更新サボってる間にお気に入りが89人に…
モーちょい真面目に更新します。
気長に待ってくれると嬉しいです。
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終わり ログインすれば
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零彩 - めっちゃ面白くて続きが楽しみです!更新してほしーです頑張ってください! (1月13日 11時) (レス) @page10 id: 576f9bde57 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(プロフ) - うわあ、展開めちゃくちゃ楽しみです!更新頑張ってください!あ、あとオリ_フラは違-反_報-告される前に外すことをお勧めします。後こちらは参考なまでに→(4p目 感→勘) (11月29日 21時) (レス) id: f9db94a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
ペチュニア(プロフ) - この小説、すごく好きです!久しぶりにこんな素晴らしい小説見つけました!これからどんな展開になるのかすごく楽しみです!更新、大変だと思いますが、頑張ってください! (11月26日 22時) (レス) @page5 id: 32b21c91f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:snow? | 作成日時:2023年11月20日 22時