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【絶望】 ページ9

弟目線


しくじった。



蛞蝓なんかと話している間に姉さんがどこかに消えた。



もしかしたら先に帰ったのかもしれない



姉さんに限って、先に帰るなんてことはないだろう。



それに、朝に姉さんが感じた視線と、先ほどスーパーで感じたあの殺気…



もし、姉さんが誰かに連れて行かれていたら…



私はとにかく社に走った。



ーー数分後ーー



社に着いた。



階段を駆け上り、勢いよくドアを開ける。



「姉さん!」



全員がこちらを向いた。



「太宰、どうした?」



国木田くんが問いかけてくる。



「国木田くん、姉さんは帰ってるかい?」



「いや、まだだが…どうかしたのか?」



車にも帰っていない…?じゃあ、姉さんはどこに?
 


「姉さんがいないんだ!」



「何?Aが?」



「太宰、その話、詳しく聞かせろ」



乱歩さんが言った。



「はい」



その後、私は事細かに、朝の視線、スーパーで感じた殺気、姉さんがいなくなった経緯を話した。



「成る程ね〜」



「乱歩さん、姉さんがどこにいるか探してくれますか?」



「いいだろう!Aは僕にお菓子をくれる優秀な人材だ!僕にお菓子をくれる人が減るのは困る!」



そう言うと乱歩さんはメガネを掛けた。



「異能力、超推理!」



その後、急に乱歩さんは真剣な顔になった



「成る程…」



「姉さんがどこにいるか分かりましたか?!」



姉さんが無事なのかをすこしでも早く知りたい。



「まず、Aは無事だろう。ただ、誰かに監 禁されている。更に、その誰かは、Aに恋愛感情を抱いており、太宰や僕と同等の知能を持つ人間だ。そして、そんなちのうを持つ人間は…」



「フョードル、か…」



「嗚呼、そうなる。」



私は今とても混乱している。フョードルが姉さんに好意を抱いている?あのフョードルが、人を、それも姉さんを好きになるなんて…



しかも、フョードルの居場所を探すのは困難だ。つまり、姉さんの居場所も分からない。






「姉さん…」



私はひとり呟いた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

はいSnowです。

まず感謝を伝えます。

お気に入り登録82人、最高順位26位ありがとうございます。

マジ感謝しかないです。

そしてこの作品時系列的にはDEAD APPLE後アニメ3期前あたりです。

Aちゃんはドス君の名前だけ知ってる感じで

ちょいちょいおかしいのは許して下さい。

【彼の名前】→←【誘拐】


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

ドス君の帽子


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零彩 - めっちゃ面白くて続きが楽しみです!更新してほしーです頑張ってください! (1月13日 11時) (レス) @page10 id: 576f9bde57 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(プロフ) - うわあ、展開めちゃくちゃ楽しみです!更新頑張ってください!あ、あとオリ_フラは違-反_報-告される前に外すことをお勧めします。後こちらは参考なまでに→(4p目 感→勘) (11月29日 21時) (レス) id: f9db94a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
ペチュニア(プロフ) - この小説、すごく好きです!久しぶりにこんな素晴らしい小説見つけました!これからどんな展開になるのかすごく楽しみです!更新、大変だと思いますが、頑張ってください! (11月26日 22時) (レス) @page5 id: 32b21c91f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:snow? | 作成日時:2023年11月20日 22時

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