魔人さんは太宰治の姉が好きすぎるようで

【異変】 ページ7

弟目線



走って走って、やっとスーパーマーケットにたどり着いた。



自動ドアに駆け込む。



するとその瞬間、






姉さんが出てきた。



私はその勢いのまま姉さんに抱きついた。



「姉さん！」



「治？！」



「姉さんが無事で良かった…」



「はぁ、、、」



姉さんが無事だったことに安堵し、体中の力が抜ける。



「治…周りから白い目で見られているのでやめてください…」



「御免御免！」



抱きしめっぱなしだったことに気づき姉さんから離れる。



「姉さん、一緒に帰ろう！」



「ええ、いいですよ。」



私はさり気なく姉さんと手を繋いだ。



「ねぇねぇ、おにいさんたちはかっぷるなの？」



近くにいた子供に話しかけられた。



「こら！そんなこと聞くんじゃありません！」



母親が連れ戻していった。



さっきの子供、カップルって言った？



「ねぇねぇ、姉さんと私カップルに見えるんだって！付き合う？？？」



そうつぶやいた瞬間



背後から強い殺気を感じた。



マフィア時代に感じた恨みのこもった殺気だ。



でも、殺気のする方には誰も人はいなかった。



姉さんも気づき始めたようだ。



「姉さん、」



「ええ。」



私達は、急ぎ足でスーパーから出た。




ーー数分後ーー



「何だ青鯖、まだシスコン治ってねぇのか？全く、手前みてぇな弟がいるなんて、Aもとんだ迷惑だぜ。」



「はぁ？蛞蝓なんかが姉さんの名前を気安く呼ばないでくれない？大体せっかく姉さんとデートしてたのに蛞蝓と出会うなんて最悪なんだけど」


せっかく姉さんとデートしていたというのに何故か蛞蝓に出会い、いちゃもんつけられている。



「大体ねぇ…きみは…」



「おい太宰、Aどこ行った？」



「え？」



そうして振り返った私の後ろに姉さんはいなかった。






「姉さん？」




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はいはいはいSnowです

え最高順位27位お気に入り登録31人ってってなんの間違いすか？

えマジありがとうございます。

これからも更新頑張ります！

良ければお気に入り登録、ハート、評価、コメントお願いします！！！

追記
ちゅやは作者が出したかったから出しました

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