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約束 ページ3

「私、約束を守られた事無いんです」

再び座り直したAがぽそりと呟く。

「今日だって、誰も私との約束を守って来てくれなかった」

Aが再び目を伏せる。

「アメリカに桜があるのは、日本との平和の約束の証だそうです。でも・・・・・・・・その約束も、いつかは廃れて無かった事になったりしちゃうんでしょうね」

「・・・・・・・・約束しよう。」

「忘れるのに?」

「忘れないよ。」

「じゃあ、二年後ここでまた桜を見る、って言うのは?一年後より遠くの未来も、あなたは約束できるの?」

「・・・・・・・・いいだろう。

「私は信じて待つよ。・・・・・・・・紅シュウさん」

そう言い残し、Aはボートから降りて行った。

シュウがボートから立ち上がった時には、Aの姿は消えていた。

あれから→←揺るがない瞳



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設定タグ:ベイブレードバースト超ゼツ , 紅シュウ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:茉藺 | 作成日時:2018年8月28日 13時

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