慰め ページ1
___日向翔陽。
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「グスッ……」
今泣いているのは30分前の出来事___
〜30分前〜
※彼氏 月島蛍
月「ねぇA。別れよ。」
一瞬で体が凍ったような感じになった。
「…え?蛍、嘘だよね?」
月「嘘じゃない、ホントだよ。今までありがと」
やだ、蛍…行かないで___
静かな廊下に取り残された私。
「なんか悪いことしちゃったかなぁ?」
………
そして今に至る。
「…グスッ……ヒック…」
…パタパタ
誰か来る。
?「忘れ物したー!!」
この明るい声は……
?「あれ?Aじゃん!!何してんの?」
私は涙を拭って無理やり笑う。
「おお!!日向じゃん!!ちょっとね!!」
今私は笑えてるかな…?
日「A…?何があったの?」
日向…優しくしないでよ。じゃないと……
「日向ァ…グスッ…蛍と……別れ…ちゃった…」
雨のように次々と零れてくる涙。
日「そっか…辛かったなA」
そう言って日向は私の頭を撫でる。
「私……蛍のこと…ヒック…好きだったのに…グスッ…」
日「うん…知ってる」
日向は優しい声で言う。
「日向ァ…」
私は日向に抱きつく。
日「よしよし、よく頑張ったよ。」
ふわりと抱きしめる。
………
「日向、ありがとう。落ち着いた。」
日「なら良かった!!」
「日向…?もう離してもいいよ?」
そう言うと日向は抱きしめる力を強くする。
「ちょっ…」
日「俺、Aが傷ついてる顔とかみたくない…」
日「俺だったらそんな悲しいことさせない」ボソッ
よく聞こえなかった。
「え?」
日「いや、何でもない!!」
そう言って日向は抱きしめていた腕を離す。
日「じゃ、また明日なA!!」
「うん、また明日ね!!」
**結果**
泣き止むまでずっと抱きしめてくれる。
☆☆日向から☆☆
日「☆押してくれたらこの前言おうとしてたやつ言うよ!!」ニヒ
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作者名:しおな(:☆ | 作成日時:2017年12月19日 18時