13 再復旧 ページ15
文字数により直しました。
……………
皆が満足に食べ終えてお風呂に入っている間に、私は彼らの決めたマップを取りに行く。
内容は何故かほぼ私中心である。
『…一条、主に馴れ馴れしく近付き尚且つべったりな輩は総動員で圧し切る』
おい長谷部…長谷部…!!!
いや主大本丸憲法って何作ってるの!?
君ってなんかもう忠犬の域越えてるよね、逆に反応に困るボケくれるよね!!
…ざっと要約すると、私がしばらく寝る場所は部屋を囲む形で誰か一人と寝る、みたいに書かれていた。いや誰もいなくていいから。
とにかくこの事について追求として、問題は元ここの本丸刀の鶴丸と太鼓鐘だ。まず本来なら安全を考えて刀解すべきなのだが、私にその気が起きない。また、トラウマである悲劇を義務上で教えてもらわないといけない。疑いたくないし、傷つかせたくもないので延長願を出してゆっくり紐解いていこう。
『あー…これからが大変だな…』
一通りの事が終われば、出陣や演戦、本来色々やるべきことを果たさなくてはいけない。新しくなったメンバーの強化と進化は考えても全く楽じゃない。
ノートを広げて予定や計画を組み込み、苦悩しつつも心の中では密かにこれからの楽しいであろう生活に想いを馳せ、楽しみにしていた。
「…ある、じ……俺、の………」
「あえる、かな…あいたい…な…」
とある本丸の空気は異様だった。
最初の頃こそは愛想よく振る舞ってた
審神者は、出てこない。
刀剣達は、楽しそうだ。
正気の感じないあの頃よりひどく明るい。
体に浅くない傷を負い赤の畑仕事と空の馬当番に精を出し、手合わせでは女のサイレンのように響きわたる悲鳴の音。
庭で痣や怪我が目も当てられない程に負傷した短刀達が笑いながら歌う。
「さがして…みつけて
………………皆で、かの人を**しましょ♪」
黒と白が、互いにぶつかりあう日は
…決して遠くない。
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年9月27日 10時) (
レス) @page18 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
紫宛(プロフ) - ありがとうございます、そう言ってもらえて嬉しいです…！気長に更新を待ってくれると嬉しいです、頑張ります (2019年5月12日 22時) (レス) id: faf2e943f0 (このIDを非表示/違反報告)
裕斗(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです。次の更新も楽しみにしています。やっぱり、見る人が少ないと打ちきりたくなりますよね……。私もそうなので分かります。あと一票で星に色がつきますので頑張ってください。ホワイト本丸作り、頑張ってほしいです。 (2019年5月12日 19時) (レス) id: aecdb871b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫宛 | 作成日時：2019年4月12日 22時
