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憂太 Side
まさか、こんな事になるなんて思ってなかった
憂太「ッ……」
“『ね、質問に答えてよ。オマエはAの何なの?トモダチ?家族?大切な人?(殺気)』”
Aくんと任務に来て、1級であろう呪霊に狙われてる時、僕は下級に捕まってサポートする事ができなかった
すぐに振り払ってAくんの方に向かおうとした時には遅かった
壁に投げ飛ばされたAくんがいつの間にか無傷になってて1級を一瞬にして塵にした
凄い、って思った。でも、それはAくんでは無かった
“『聞いてる?生きてる?俺の質問に答えてよ』”
憂太「君は…一体……」
僕の目の前に居るのはいつものAくんじゃない。別の誰かなのはしっかりわかるし、感じとれる
“『質問を質問で返すなんて今時の子って凄いんだなぁ…。はぁ、わかったよ。言うよ、言いますよ』”
コホン、っと咳払いしたソイツは僕の目を見て言った
“『俺は “ 紡 ” !!Aの最初で最後のトモダチだよ!俺にこの名前をくれたのもAだし、俺を見つけてくれたのもA!!凄いよな!』”
“『俺とAは一心同体だ。Aの心臓が生命的に弱くなると俺の心臓が呼吸をし始める。だから、今俺がここに居れるのは、Aの心臓が生命的に弱ってるから!まぁ、明日になれば俺は居なくなるけど』”
一瞬にして恐ろしい事も含めて事情を簡単に話す紡君に恐怖心を抱いた
紡 “『で?オマエは何??俺は質問に答えたんだから、オマエも質問に答えないとフェアじゃないよ???』”
「僕はッ……」
紡君の言う事は正しい。そう思って質問に答えようとしたら紡君の様子が少し変わった
紡 “『あれ、A…?なん…あぁ、呪術師になって力が少しでも付いたから?そっか!Aが成長してくれて俺、めちゃくちゃ嬉しい‼︎』”
紡 “『ぅえ?このコ友達なの⁇…そっか。俺に誓って絶対傷つけない!ほんとだから‼︎』”
紡 “ 『Aとの約束は守るよ!絶対!コイツを連れてココから出ればいいんでしょ??簡単なコトだよ、俺にまっかせろ〜!!』”
さっきまであった雰囲気が急に変わって明るくなった。そう思った矢先、紡くんが僕の視界を手で遮った
次に目を開けた時は呪術高専の前だった
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こんぺい - まじっすか、、通りで好みの作品な訳だ、(同じ人推しててすごい運命感じたのでめちゃくちゃ応援してます!) (2022年1月10日 10時) (レス) id: 4cbef30a47 (このIDを非表示/違反報告)
鮭おにぎりは2推し((( - こんぺいさん» ぅあ゛ッ……か、カンのいいガキは好き…だよ(((((( 俺も推してるよ(ボソッ) (2022年1月9日 19時) (レス) id: a5c311739b (このIDを非表示/違反報告)
鮭おにぎりは2推し((( - ましゅまろさん» 更新頑張ります!!応援されたからにはやります!!(言ったな) (2022年1月9日 19時) (レス) id: a5c311739b (このIDを非表示/違反報告)
こんぺい - 本当に関係ないかもしれないんですが、カリスマの 伊藤ふみやくん(推し)みたいな性格ですごい好きです!無理のない程度に頑張ってください! (2022年1月8日 23時) (レス) @page9 id: 4cbef30a47 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - はぁ……好き(((更新頑張って下さい! (2022年1月5日 7時) (レス) @page6 id: 317a966a03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鮭おにぎりは2推し((( | 作成日時:2022年1月3日 23時