第三百八十八訓 ページ10
まァ鉄君が変わりすぎてヤバイけど…
(良い方向に更正できた事だし良かった…かな)
『ふふ、改めて私は副長補佐の暁Aだ、宜しくね』
ニコ、と笑って握手を求める。すると鉄君はポポポッと顔を赤くしてしまった。
……ありゃ、照れてる?もしかして女の子慣れしてないのかな?案外可愛いかも。
鉄之助「あ、あ、あの……」
すると、横からヒュンッッと何かが横切り……
______ドゴォォォォ!!!!!
鉄君の頭に直撃した。
…………え???
ええええええ!!!!!
『てっ、鉄君んんん!?!?』
ドサッ、と看倒した鉄君。頭に当たったのはどうやら筆の様だった。
心配になり駆け寄ろうとすると、がらりと後ろの部屋の襖が開く。あっそういえば此処の部屋は……
土方「……おい鉄、仕事に戻れ」
(トシぃぃぃぃ!!!!!)
どうやら筆をトシが投げたらしい。
やっべ、此方に怒りの矛先が向かってきそう。
鉄之助「す、すみませんでした副長!」
土方「謝罪は良いからはよ戻れ」
鉄之助「はい!!!」
鉄君が元気良くトシに答え、トシと一緒に部屋へ入っていく。
(お?これは怒られないムーヴ??)
冷や汗をかいていたが、ピシャンッと襖が閉まって力を抜き息を吐く。そのままあぶねー!と自分の部屋へ戻ろうとすると。
土方「オイA、始末書今日中に終わらせとけよ」
部屋の中からそんな声が聞こえてきて。
(……………嫌すぎ!!!!!!)
とりあえず始末書は終わらせました。
.
土方「……鉄、アイツに惚れたら殺す。話しても殺す。照れても殺す。触ったら殺す」
鉄之助「何もできませんね!!ていうか惚れる、って……滅相も無い!」
土方「………なら良い」
鉄之助「まさか副長、」
土方「うるせー仕事続けろ」
鉄之助「はい!!すみません!!!」
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どどん - とっても面白くて何度も読み返してます!そして小説の更新お疲れ様です。失礼ながら私夢主の絡んだ百合大好きでして…お時間あったら信女ちゃんとの絡みが読みたいです!図々しくてすみません。 (2022年8月4日 4時) (レス) id: fc656b568c (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 夢花さん» わかるぅぅぅ土方さん良いよねぇ……書いてて楽しい。 (2021年5月9日 21時) (レス) id: 2209f9ef43 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - あっ…土方さん…すこ…推せるわ… (2021年5月9日 21時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - こちらこそリクエスト答えてくれてありがとうございます!とても嬉しいです! (2021年4月14日 22時) (レス) id: ebf93dd213 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - おけです!ぱっつぁんですね、頑張ります!バラガキ篇も頑張りましたー!!これからも宜しくお願いします! (2021年3月22日 22時) (レス) id: ac88d92ae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2021年3月3日 13時