第四百二十訓 ページ42
だだだだだっっ!!!
病院の廊下を全力で走り、看護師に注意されるが無視する男が二人。
沖田と土方だ。
この二人、先程まで仕事とサボりをしていたのだが…Aが車に轢かれて入院したと聞いた時、
「「いやマジかよ」」
と声を揃えて走り出したのである。
____ガラガラ、バァンッッ!!
そして、病室を思いっきり開けたのだが…
土方「オイA大丈夫なのか?テメーの事だし簡単にくたばったりはしねーと思うが…」
沖田「いや正直に心配したって言えよ土方」
土方「オメーだって全力で走ってただろーが!!」
沖田「さて何のことやら」
___『あ、あの…』
二人が言い争いをした所、これぞ鶴の一声。Aが声を出した瞬間二人がピタリと止まって鎮まる。
だが、二人とも違和感を感じた。
いつも尊大そうな態度であざとくドSな彼女。
そんな彼女が……控えめな声音で恐る恐る話しかけて来ているのだ。
………違和感を感じない方がおかしい。
まァこの二人はベタ惚れしているので、
((ちょっと可愛いかもしんねぇ))
しか頭に無い。酷い。コレは酷い。
………ゴホン。
それは置いといて、本題。
Aの様子がおかしい。
これは本当は当たり前の事なのである。
二人をからかったドッキリ?
いや、違う。
『ごっ、ごめんなさい…あの、貴方達は…
………どちら様でしょうか?』
Aは、マジの記憶喪失になってしまったのである。
「「…………………はァ???」」
その反応になるよね、うん。
ー
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どどん - とっても面白くて何度も読み返してます!そして小説の更新お疲れ様です。失礼ながら私夢主の絡んだ百合大好きでして…お時間あったら信女ちゃんとの絡みが読みたいです!図々しくてすみません。 (2022年8月4日 4時) (レス) id: fc656b568c (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 夢花さん» わかるぅぅぅ土方さん良いよねぇ……書いてて楽しい。 (2021年5月9日 21時) (レス) id: 2209f9ef43 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - あっ…土方さん…すこ…推せるわ… (2021年5月9日 21時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - こちらこそリクエスト答えてくれてありがとうございます!とても嬉しいです! (2021年4月14日 22時) (レス) id: ebf93dd213 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - おけです!ぱっつぁんですね、頑張ります!バラガキ篇も頑張りましたー!!これからも宜しくお願いします! (2021年3月22日 22時) (レス) id: ac88d92ae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2021年3月3日 13時