第四百五訓 ページ27
銀時君はどうやら佐々木君に雇われたらしかった。
お金に困ってるという事を逆手に取られ、ここに潜入させられたという事。そしてそれを私達は逆手に取った。
銀時君程の力量ならば、向かってきた見廻組の束など…簡単に蹴散らせる。
(さァて……私は状況確認として鉄君や銀時君がいる屋上に行くとするかね)
そして……計画はこれで最後じゃない。まだどうやって鉄君を助けるかを開示していないからね。
そんでもって、これも佐々木君の度肝を抜かす程の物でなくてはいけない。だから＿＿＿
『山崎ー。先程、銀時君に説明したの…聞いていたよね？？』
山崎「アッ、ハ、ハイ！！」
『なら良い。手筈通りに……鉄君が“落ちてくる”だろうから…それを拾う事』
山崎「な、何回聞いてもめちゃくちゃですね…」
『クッ、これが一番楽しくて効率的な作戦なんだよ……佐々木君の度肝も抜けるしね』
あのメール、腹立ってたんだよな……これを機に辞めてくれりゃ万々歳ってモンだ。もう二度と無駄だおなんて言わせないようにしてやる。
『近藤さんも。煙幕を使いたいので鉄君を拾った後で上にバズーカぶっ放す事！』
近藤「わ、分かった！！万事屋やトシには当たらないんだな！？」
『勿論ですよ、私が調節するんで』
準備は整ってる。人員も整ってる。作戦は、銀時君にもトシにも話した。
＿＿＿＿見廻組の不意を、一瞬でも突く。
『銀時君、そっちはどう？』
＜おー、見廻組ぶっ放しておたくの副長が来たトコだ。アホ面ぶら下げてらァ＞
『なるほどねー、つまり順調って事か。ありがと銀時君』
＜お代は体で払ってくれても＞
『ごめん何も聞こえないわ』
通常運転すぎる銀時君に呆れつつもインカムから伝わる情報を頼りにビルの中を歩いていく。
向かうは屋上……鉄君を“落とす”所だ。
ー
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どどん - とっても面白くて何度も読み返してます！そして小説の更新お疲れ様です。失礼ながら私夢主の絡んだ百合大好きでして…お時間あったら信女ちゃんとの絡みが読みたいです！図々しくてすみません。 (2022年8月4日 4時) (
レス) id: fc656b568c (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 夢花さん» わかるぅぅぅ土方さん良いよねぇ……書いてて楽しい。 (2021年5月9日 21時) (レス) id: 2209f9ef43 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - あっ…土方さん…すこ…推せるわ… (2021年5月9日 21時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - こちらこそリクエスト答えてくれてありがとうございます！とても嬉しいです！ (2021年4月14日 22時) (レス) id: ebf93dd213 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - おけです！ぱっつぁんですね、頑張ります！バラガキ篇も頑張りましたー！！これからも宜しくお願いします！ (2021年3月22日 22時) (レス) id: ac88d92ae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2021年3月3日 13時
