主血32＿轟side ページ37
授業最後の訓練で、Aがぺアに選んだのは上鳴だった。
俺を選んでほしかったが、何か策でもあるんだろう。
上鳴なら相手は俺にしねぇだろ……そう思っていたら、Aが選んだ相手は俺と障子だった。
何考えてんのかわかんねぇ…。
手加減しねぇぞと伝えれば、Aは手加減しなくていいと、いつもの笑顔で言う。
そして敵チームを選んだ。
…Aの個性は増強系と治癒だろ？
俺がビル凍らせたら終わりじゃねぇのか？
足が凍ったら壊すつもりか？
それでも上鳴の分まで壊している時間はねぇだろ。
完全に上鳴は足でまといになる。
何を、考えてんだ？
「2人が準備でき次第私が放送を持って合図するよ、そうしたら始めてくれ。」
オールマイトがそう言う。
しばらく待っていれば、オールマイトからスタートの合図がかかった。
さっきと同じように、障子に索敵を頼む。
「3階の南側の広間に2人ともいるな……どうやら棒立ちだ。」
「……外出てろ。」
棒立ち？本当に向こうの作戦がわかんねぇ…。
障子が出たのを確認して、ビル全体を凍らせる。
……少し胸騒ぎがしたから、障子にも来てもらい3階の南側の部屋に向かった。
3階に差し掛かったあたりで、障子が驚いた声を上げる。
「！轟、2人とも凍ってないようだ。」
「は……？」
凍ってない？壊したじゃねぇのか？
まさか、避けたって？
Aの反応速度ならまだ納得できる。
上鳴も、避けたって事か？
一体どうなってんだ……？
「…とにかく3階の南側行くぞ。」
行ってみなきゃわかんねぇ、少し足を早めて向かった。
そして、入口に俺が姿を見せた一瞬の事だった。
誰かが凄い早さで向かってきたのだ。
「っ！」
咄嗟に氷結で壁を作り、俺と障子を囲う。
A……？いや、違う、あれは……。
「上鳴……？」
反応速度も瞬発力も常人のそれじゃねぇ。
どういう事だ？今までセーブしてたのか…？
「大正解だぜ轟！んで、いつまで隠れんぼすんの？」
そう言った上鳴はいつもの軽い口調だ。
俺は多分焦っているんだろう。
上鳴が仕掛けてくるのは予想外だった。
「出てこねぇなら、壊すだけだ！！」
そう言って上鳴は、溜めた電気を放った。
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東雲ルイ(プロフ) - ホデリさん» ありがとうございます！！！頑張ります…！！！飯田くんもマスターなのでそのうち絶対絡ませます！！夢主くんに頑張ってもらいます！ww (2018年2月11日 11時) (
レス) id: 1c86396515 (このIDを非表示/違反報告)
ホデリ(プロフ) - とても面白いです！！！更新頑張ってください！あと、自分的には飯田くんと絡ませてほしいです。ww (2018年2月11日 11時) (レス) id: ed3662b0d9 (このIDを非表示/違反報告)
東雲ルイ(プロフ) - uniさん» 戦闘服悩みまくったので嬉しいです…！！ありがとうございます！！ うまいなんてもう…ホント嬉しいです…！！コメントありがとうございました！！ (2018年2月10日 22時) (レス) id: 1c86396515 (このIDを非表示/違反報告)
uni - 戦闘服かわいいですね！あと絵がうまい、、、！ (2018年2月10日 21時) (レス) id: 6d5573523d (このIDを非表示/違反報告)
東雲ルイ(プロフ) - 四季折々さん» わああコメントありがとうございます！感想とっても嬉しいです(´；ω；｀)！！読みやすく書けていたようでよかった…！！地味？に鈍感な夢主くんがどうなるのか…！！笑コメントありがとうございました！ (2018年2月10日 12時) (レス) id: 1c86396515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲ルイ | 作成日時：2018年2月8日 20時
