発明品 ページ29
風見さんがあちらの現場の指揮をとってくれると言っていた
今回はそれに甘えさせてもらおう
報告書は昨日あらかた片付けておいたこともあって、すぐに終えることが出来た
そして今、工藤邸に着き夕飯はどうしようかと悩んでいる
沖矢「星七さん。夕飯は食べますか?」
星七「あぁ、昴さん。後で食べたいので、取っておいてもらっても良いですか?」
沖矢「わかりました。後で、温めなおしておいてください。私は、論文の整理があるので。」
救われた
沖矢さんの作る料理は温かいのが一番おいしい
さて、阿笠邸に行きますか
いつもの軽装をして、家を出た
灰原「あら、早かったのね。」
星七「志保さんんんん……。無理、ヤダ、神々しいよ……。」
灰原「ちょっ、と、くっつかないで。」
抱きついた私を必死にはがそうとする志保さん
全く効果はないようだ
星七「冷たいよ、志保さん……。で、用件はなにかな?」
灰原「あぁ、博士が作ったものがあるのだけれどちょっと試してほしくて。」
星七「新しい発明品……?」
そういって、取り出してきたのは……腕時計型の発明品
一見、普通の女性がつけるような腕時計だ
星七「これは……?」
灰原「工藤君が持っている犯人追跡メガネ。あれと連動できる腕時計よ。貴女、組織についても調べるんでしょ?持っていて損はないわ。後、工藤君の保護者として。」
保護者としてというのは、事件に首を突っ込むことをできるだけ減らしたのだろう
でも、それは無理難題である
彼から首を突っ込まなくても事件は起きる
しかし、少しでも何かに役立つのなら……
星七「ありがとう志保さん。博士にもお礼を言っておいて。」
そう言い残し、家を出ようとした……が、
コナン「あれ?姉さんじゃねぇか。」
愛しの弟が目の前に現れた
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作者名:巫女ネコ | 作成日時:2019年1月14日 17時