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猫みたい ページ19

降谷「髪、乾かせよ……。」

星七「待ってください、降谷さん。タオルドライという言葉を知らないんですか!!!」

降谷「知ってる!!馬鹿か!!!」

やはり大きい降谷さんの服を着て、髪を束ね、タオルを肩にかけているような状況
それをみた瞬間髪「乾かせよ……。」は無いと思う

星七「全然貴方よりも髪長いんですよ。タオルドライとドライヤーの二段階に分けるのが一番早く乾くんです。」

降谷「……手伝う。」

は?なんて思っていると別のタオルをとり、
柔らかく髪を拭いてくれる彼がいた

その手つきは優しいのに
手から感じるのは男らしい大きい手


はっきりいうと、どうすればいいのか
戸惑っている


その優しさはまるで小さい時に髪を乾かしてくれた母のようで、
その手の大きさは小さい時によくできたと褒めてくれた父のようで
懐かしく、嬉しい様な感覚だった



……好きだなぁ
この感覚


降谷「フッ、猫みたいだな。急に大人しくなって。」

星七「猫じゃないです!」


そういうところが、猫みたい
降谷はそう思った

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作者名:巫女ネコ | 作成日時:2019年1月14日 17時

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