さよならセーフハウス ページ22
時刻は17時
そろそろ先程報告書作成もあらかた片付いた
降谷「よし。送っていく。荷物はもうまとめてあるから、持ってくれ。」
星七「いつの間に……。ありがとうございます。」
玄関まで行き、降谷さんが先に靴を履く
そういえばハイヒールだったなと思い、履こうとしたがない
荷物の中に入れられていた
なんでだ?と思いながら出そうとすると
「あぁ、靴は履かないで良い。」と言われた
ますます訳が分からなくなっていると
膝の裏と背中に手を回され、軽々と持ち上げられた
降谷「うっわ、軽っ。お前、鍛えているのか?まぁいい。筋トレ付き合え。」
星七「え、ちょっと待って。鍵!そうだ!!鍵閉めてませんよほらッ!!!」
降谷「安心しろ。ここは、オートロックだ!!!」
話しながら助走をつけ、抱きかかえたまま
非常階段を一気に駆け降りる
怖さもあったが、倒れたときの浮遊感と同じことから
前も同じように姫抱きをされていたのだろう
そう思うと何故か恥ずかしい様な感覚が湧いてくる
降谷「どうした?いつもの余裕の笑みはどこに行ったんだ?」
星七「……なんでも、ないですっ!!!」
いつも余裕の笑みなわけじゃないですし
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作者名:巫女ネコ | 作成日時:2019年1月14日 17時