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そうは言っても、仕事をしなければ減給はされるわ、説教もされるわで
さらに機嫌は悪くなること間違いなし。だから、さっさと終えなければ。
私は、保管庫にある大きな脚立に上り、
その一番上で座りながら記録をとる。
この脚立に乗りながら記録をとるというのは私の定着した仕事スタイルである。
ただ、やはり、一番上に重い荷物を乗せるのはやめていただきたい。
重い分にはまだいいのだが、バランスをとらなければ
資料が崩れ落ちるという地獄を見るからだ。
そのとき、今一番聞きたくない声と一言が聞こえた。
鬼灯「すみません。追加の資料も持ってきました。」
蓮華「ド畜生ッ!!!」
仕事を増やされたことに対して、イラついたため
いつも持ち歩いている金魚草のペンを鬼灯に向かって投げた
見事に鬼灯は避け、ペンは壁に突き刺さったのだが、投げた勢いで
大量の資料が傾き、私は脚立から落ちるとこになった。
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理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年4月10日 11時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
雪どけ水。.゜(プロフ) - 素敵な作品に出会えました…!続き楽しみにしてます! (2020年3月23日 0時) (レス) id: 9d3e0aca39 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみにしてます。頑張ってください!! (2020年3月12日 15時) (レス) id: 52964e3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:巫女ネコ | 作成日時:2020年3月3日 11時