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露天風呂 ページ10
食事を終え、部屋に帰るとどうやら21時を回っていた
桔梗「あっ、お風呂。入ってこようかな。」
鬼灯「たしか、時間に限りはなかったはずですが、遅くなるほどほかの方に会ってしまうでしょうから、皆さんで行きますか。場所もすぐ隣だったはずです。」
加州「さんせーい！」
そんなノリでみんなお風呂に行くことになったのだが、まぁやはり人はいないわけで
女湯の風呂場は私一人
けれどそれなりに広さがあるのでちょっと興奮している
何より、露天風呂が少し気になっている
露天風呂くらいなら一人でも平気だ
しかも、ライトアップもされているため、かなり明るい
私は体や髪を洗ってから、露天風呂へと向かった
桔梗「♪淡き光立つ俄雨〜いとし面影の沈丁花〜」
鬼灯様が言っていた通り、混浴ではないが隣同士ではあるらしい
男湯の露天風呂から声が聞こえた
加州「あれ？もしかして、主いるの？」
桔梗「わっ！？清光！？」
加州「あーやっぱり主だ。……歌綺麗じゃん。」
できれば忘れてほしいという願いは届かずに終わった
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作者名：巫女ネコ | 作成日時：2020年2月28日 22時
