今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:24,744 hit
小｜中｜大
審神者、現世へ行く ページ7
みんなと甘味を堪能したあと、私たちはすぐに現世へ向かうこととなった
清光は赤と黒をメインとした大人びた軽装
私はスニーカーにシンプルなTシャツ、パーカーという女子力を疑われるようなファッションである
清光も目をそらしたくなる思いだった
鬼灯「桔梗さん、加州さん。準備ができたみたいですね。今回は、神社巡りです。それぞれの神社の社が壊れていないか等も確認していきますので、お願いしますね。」
桔梗「はい。」/加州「はーい。」
最初に行ったのは大きな神社で、参拝者もたくさんいた
神主もしっかりとした技量があるようで、多分、大丈夫だろう
次に行ったのは住宅街の真ん中にあるひっそりとした神社だった
参拝者もほとんどいないようだ
しかし、手入れはしっかりと自治体の方でされているらしく、欠陥などはみられない
神様もまだこれくらいなら、大丈夫という鬼灯様と清光の判断だった
そうやって何件か訪ねていくうちに少しずつ日は傾いていく
若干の焦りはあるものの、続けようとしたときだった
鬼灯「そろそろ、宿に行きますか。」
桔梗「えっ？宿……？」
加州「俺が昨日の夜電話して、無理言って頼んでもらったの。東京にも和風のいい雰囲気の宿はあるんだよー？楽しまなきゃ。それに、暗闇は避けたいし。」
清光が出来すぎてしんどい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：巫女ネコ | 作成日時：2020年2月28日 22時
