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居場所 ページ23
鬼灯視点
閻魔庁に集まった鬼神と神獣、そして刀剣
全員が緊張した様子でありながらも、焦っていた
鬼灯「みなさん、お集まりいただきありがとうございます。これが例の術で使われたと思われる魔法陣です。バラバラにはなっていますが、解読できないわけではない。」
「見せて。」と真っ先に白澤が身を乗り出した
いつもとは違う真剣な表情で、じっと魔法陣を見つめている
白澤「人探り、霊力の弱体化、この二つが組み合わさってかけられている。狙いはやっぱり、桔梗ちゃんの霊力だね。」
悔しそうな顔で拳を握りしめる加州さん
彼は古株のほうなのか、桔梗さんとも仲が良かった
加州「白澤さん、主の場所を知りたいんだ。何か、探す方法はない！？」
その時、閻魔庁にある固定電話が鳴り響いた
私は、すぐにそれをとった
鬼灯「はい。こちら閻魔庁の鬼灯です。」
？「よぉ。今、てめぇのところの嬢ちゃんを預かってるぜ。嬢ちゃんの刀も連れてこい。場所は、衆合地獄の××________。」
白澤「……誰だったの？」
私は息が止まりそうになるのをこらえながら、ゆっくりと言った
鬼灯「桔梗さんの居場所がわかりました。」
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作者名：巫女ネコ | 作成日時：2020年2月28日 22時
