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異変 ページ19
気分が悪い、すべて忘れてしまいたい
そんな思いが離れないまま閻魔庁の大浴場へ私は向かった
お風呂からあがり、気づいたのは、体の左脇腹のあたりに謎の紋章ができていたことだ
大方、何か呪いの類だろう
原因は、きっとあの手紙
だれが、なんのために……？
その時に思い出した、白澤様の言葉
「気を付けたほうがいいよ。君の霊力を奪おうとする存在が、出てきてしまう可能性があるから。」
そういうことなの……！？
とりあえず、すぐにでも手紙の犯人を見つけなければ……！
呪いの効果が薄れたことを気にかけて、犯人がまだ近くにいる可能性がある
閻魔庁を一周してみるか
そう考えて脱衣所から出たとき、背後から口元に布が当てられて私は意識を手放してしまった
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作者名：巫女ネコ | 作成日時：2020年2月28日 22時
