お話があります ページ3
A side
あの瞬間を私は一生忘れない。
ふわっとした浮遊感と笑うあいつの顔
次の瞬間、走った痛み。
絶対に許さない。
何をしてでも復讐してやる。
何をしたって、お前を許さない。
○ ○ ○
…と、言う訳で生徒会長様。私に協力して頂けないでしょうか。』
gr「……無理だな」
ばっさり断られた。
ばっさり断られた！！
『何でですか！？血も涙も無いんですか！？』
gr「いや、副会長は仮にも俺の彼女だぞ…何でいけると思ったんだ。」
『トントンさんに「人間味が無い」って言われて仕方が無くつくった彼女なのに』
gr「……誰から聞いた？」
『鬱先生です』
gr「よし、あいつシバく。」
グルッペンさんは人間味が無い…らしい。
だからお飾りの彼女を作った。
好きな人が居た方が人として自然だから。
人間味が無いからこんなに可愛い後輩の頼みを聞いてくれないんです。
『…分かりました。もう会長には何も頼りません。使えないって分かりましたから。』
gr「それが良いな」
バタン
生徒会室の少し重い扉を閉めて、直ぐに下駄箱に向かった。
放課後の貴重な時間を使ったのに何も得られなかった事が少しくやしい。
『……また、やられてる』
私の靴箱の中は泥でいっぱいになっていた。
何でわざわざ泥使うの？砂で良いじゃん…
なんて馬鹿な事を考えていると後ろから声を掛けられた。
shp「またやられたんですか？」
『びっ…くりした、ショッピくんか……』
ショッピくんは可愛い後輩。
生徒会の一員でもある。
shp 「俺も片付け手伝いましょうか？」
『…大丈夫。それより部活行ってきなよ、始まっちゃうよ？』
グラウンドからは走り込みの掛け声が聞こえる。
多分もう始まっちゃってるし…
shp「いや、部活よりも先輩なんで。」
『あ、私もしかしてコネシマに勝っちゃった？』
shp「…そうですね」
ちょっと不機嫌そうな顔をして返事をしたショッピくん。
何か変な事言ったかな
kn「ショッピくん！部活来てや！！」
shp「あと30分待ってください。」
グラウンドから急にやって来た金髪の人はコネシマ。
ショッピくんの先輩で生徒会の一員。
『私は大丈夫だからやっぱり部活行ってきたら？コネシマも呼びに来た事だし』
shp「…先輩が言うなら」
kn「ありがとな〜、A」
泥を片付け終わったら家に帰った。
帰る途中、少しだけサッカー部を見てきたけど、やっぱりあの二人は一緒にサッカーをしている方が良い。
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レム - ひとついいですか？(真顔) 好きです。(真顔) (2019年9月30日 22時) (
レス) id: f44f95b2b9 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨 - ラノさん» コメントありがとうございます！更新頑張らせて頂きます！！ (2019年8月21日 9時) (レス) id: b40b2c1d28 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨 - チョコミントさんさん» コメントありがとうございます！ぜひ！お暇な時間に見てください！！ (2019年8月21日 9時) (レス) id: b40b2c1d28 (このIDを非表示/違反報告)
ラノ - ひゃぁぁ面白くってニヤニヤしぱなっしッスよ。これからが楽しみですね！更新頑張ってくださいね！ (2019年8月20日 0時) (レス) id: 04ecb37ac1 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントさん - おぉ…おおおお！！面白くなりそうだし、すでに面白くもある…！更新頑張って下さい！時々、見に来ます！ (2019年8月19日 11時) (レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鯨 | 作成日時：2019年8月16日 9時
