純白の狂花 ページ3
スノードロップ「チームは6チーム、元々この学年は6クラスみたいだけどごちゃ混ぜが面白いよねっ!じゃ、クジ…いっきまーすっ☆」
正直黙々とこのゲームを続けている私達も怖い
スノードロップは子供に見えるし凶器も持ってない
けれど体から狂気が滲み出ている
“あの娘には逆らってはいけない”と
どんどん名を呼ばれ、チームが出来上がる
スノードロップ「黒鐘 咲百合…あ!キミかぁ…!キミは3番チーム☆」
何故か覚えられていた
まぁいいや、いこーっ!?
何…この人
すっごいイケメンだ……女子からチヤホヤされてる
これは狙われやすいんじゃないかな……
いや、そこを利用しよう
咲百合「すみませーん!お名前伺ってもいいですか?」
???「俺は幽渚 柊(ユナギ ヒイラギ)一年3組、んで…どうかしたか?」
咲百合「柊君ね〜、実はなんだけど……」
コソコソ……
柊「………おい、俺のことすっげぇ利用してんだろこれ……まぁいい、生き残れば勝ちだ。賛成する」
咲百合「ありがとう柊君、」
ーーーーーーーーー
スノードロップ「それじゃあレッツすたーと☆ルーレットーはー?」
スノードロップ「1番チームvs4番チーム☆」
初戦はここか…自分の番が来るのがとても怖い
1番チームの女1「〇〇が欲しい!」
4番チームの男1「〇〇が欲しい!」
結果、勝ったのは1番チームだった
私は少し勘違いしていた
このゲームはチームが0人になるまで行われる
そう、2分の1の確率で誰かが死ぬのだ
スノードロップ「次っ!3番チームvs6番チーム☆」
っ……来てしまった
私達の番だ、
6番チームの男1「柊が欲しい!」
咲百合「〇〇ちゃんが欲しい!」
…いまだっ!柊君!
柊君は6番チームの女子に近づく
柊「なぁ…俺、もっとお前と居たかったなぁ…」
6番チームの女子1「………!//」
6番チームの男1「は?」
6番チームの女子1「や…やっぱり…柊君は無し…でっ!」
6番チームの男1「は!?じゃあどうすんだよ!?」
ピーッ
スノードロップ「残念ながら時間切れだおっ!6番チームはルール違反により失格とみなしますっ!」
6番チームの人々「いやあああああああああああああ」
……ずる賢かったけれど、勝たなくちゃいけない
生きるため、紫陽花の為にも…
柊「やるじゃん、咲百合ちゃん」
咲百合「まねー、これでもずる賢い代表なんで!」
柊「それ誇っていいのかよ…まぁいいか」
生きるために、勝つよ
いつか枯れる日まで、
………私は生きよう
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作者名:夜野黒兎&蘭奈莉逢瑠悲(カナリア:ルカ) x他1人 | 作成日時:2023年3月23日 11時