最悪の花園 ページ1
私の名前は「黒鐘 咲百合(くろがね さゆり)」
普通の中学1年生!
私の母親は私が6歳の時に行方不明になった。
私の母はシングルマザーで、引き取る父親も居なかった。
今は母の母、つまり私の祖母と暮らしてる。
お婆ちゃんのお花屋さんでお手伝いして…お勉強して…運動して…
本当に充実した毎日ですっ!
あれっ!?もう7時半!?急いで学校に行かなくちゃ…!
咲百合「お婆ちゃん!行ってきまーっす!」
咲百合の祖母「行ってらっしゃい…。」
ガチャン!
あぁもう!バス行っちゃうよぉ…!
ダッシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!
咲百合「ま…間に合った………」
これで学校に間に合う…!
ー葵春中学ー
咲百合「おはようございまーすっ!」
先生「ふふっ!咲百合ちゃんは元気でいいね!」
咲百合「はいっ!元気100%ですっ!」
ー1年B組ー
ガラガラガラ…
咲百合「みーんなーっ!おっはよー!」
あそこに居るのは友達のアザミちゃんと紫陽花ちゃん!
アザミ「もう…すっごく元気なんだから…」
紫陽花「おはようさゆりん!」
2人とも幼馴染なんだ!
アザミ「アンタ達って本当にうるさいよねw」
紫陽花・咲百合「え?」
アザミ「アンタ達とはもう関わりたくないから、」
そう言ってアザミちゃんはいじめグループに入った
ーーそこからだった、私達が虐めらたのは
もう……アザミなんて死んでしまえ
かつての友達だったアザミは今私達を虐めている
特に紫陽花は男子から人気が高く嫉妬されている
紫陽花はなんも悪くないのに…っ
???「じゃあ消してあげるわ♡」
咲百合「え?」
何…今の
朝学校に行くとアザミと紫陽花が教室に居なかった
そこで私は私の机の上にあった置き手紙を見つけた
『咲百合ちゃん、朝屋上で待ってる』
屋上……?
ー屋上ー
あれ?紫陽花居ない……
咲百合「…………え?」
ふと下を見ると、花が散った……紫陽花が居た
咲百合「は?え…?は??」
混乱で頭が埋め尽くされた
あれ……何これ
また手紙だ
私が触ろうとすると紫陽花の花弁が空中に舞い上がった
もう一度目を開くと手紙は無くなっていた
………これが何かは分からない
でも……私はアザミを許さない
私は図工室にあったカッターを持ってアザミを散らしに行った
バイバイ…アザミ
教室に入ったその時だった
バッ……!
咲百合「は?」
その瞬間アザミの頭がポロリと零れ落ちた
血で汚れた私の足をじっと見つめた
一体何が起こっているの………?
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作者名:夜野黒兎&蘭奈莉逢瑠悲(カナリア:ルカ) x他1人 | 作成日時:2023年3月23日 11時