金田一少年の事件簿双子の日常 (ページ4)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:8,083 hit

双子のテスト勉強ページ4

あ「ねぇ。はじめー。勉強しないの？明日からテストだよ？」
一「うん！したって俺分かんねぇもん。」
あ「少しはマシな結果取らないとホントに留年するよ？」
一「分かってるけどさー。」
あ「どこがわかんないの？」
一「そら教えてくれるの！？」
あ「仕方ないから教えるよ。んじゃ早く出して。」
一「えっとねー。こことこことここと…」
あ「…全部だね。」
一「うん！」
あ「はぁ。んじゃあまずここからね。ここの求め方は…」

数時間後
一「おー！そういう事か！」
あ「分かった？」
一「うん！ありがとな！」
あ「うん。ってもうこんな時間じゃん！夜ご飯何食べる？」
一「俺作ってくるからそらは勉強しときな？」
あ「でも…」
一「大丈夫だから。そらが教えてくれて助かったよー。」
あ「分かった。じゃあ、出来たら呼んでね」
一「おう！」

テスト返却日

先生「金田一。補習だが…数学と理科と国語以外だ。」
一「よっしゃ！」
生徒「あの金田一が！？」
美「はじめちゃんどうしたの！？いつも全教科補習なのに…」
一「実はそらに前日教えて貰ったんだよ。んで、教えて貰った教科が数学と理科と国語ていう訳。」
美「そうなんだ…」
あ「はじめ良かったね。」
一「おう！そらありがとな！」
あ。「うん。」

双子の結果は
金田一そら…学年1位総合点数500点中492点
金田一一…学年320位中159位

実ははじめ君が点数を取れたのは…
一「せっかくそらに教えて貰ったのに点数が悪かったら申し訳ないじゃん？あぁみえてそらって教えたのに点数が悪かったら落ち込むんだよ。」

だからだそうですよ。