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はい、そんなこんなで始まった個性把握テスト。
種目は8種類。
ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。
各々が各々の準備を始め、段々と騒がしくなってきた。最初の50m走に備え出席番号が速い人が緊張した面持ちで準備運動をしている。
俺はそれらをただ見る……という訳ではなく。
(そうそう……雄英に来て、A組に来て。久しぶりだと挨拶するべき奴は消太さんだけじゃないんだよなぁ)
ちゃーんと感動の再開を果たさなきゃな。
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＿＿＿＿＿＿＿『みーどりやっ！！』
「わぁ！！？」
緑色のモサモサ髪に、少し気弱そうな印象を与える目。だが少し体格が良くなっただろうか……
いつか雄英に行く、と俺と約束した少年…
緑谷出久。
彼の後ろから、よっ！と声をかけた。
当然というか彼は驚き肩をビクッと震わせた。
「！アドラ……！」
『おー、挨拶遅くなってごめんな？あとここではA先生な』
振り返って俺の顔を見れば、ぱぁっと顔を明るくさせるのだから堪らなく可愛らしい。流石俺の生徒。
「アドッ…いや、A先生！僕、あれから色々あって、貴方とオールマイトが教師になると聞いて！！しかも副担任ですし！話しかけようとはしたんですけど覚えてなかったらどうしようと緊張して…すみませんっ、でも本当に色々あって！いや、詳しくは言えないんですが、けど、でも、貴方に知って欲しい事沢山…！」
…………おーおーおーおー？
『緑谷、分かった分かった。けど情報量多いから。な？一旦整理しよう？』
「あっ！は、はい…すみませんつい癖がっ」
…………ま、とにかくだ。
『ふは、とにかく約束守れたな！まあ微塵も疑っては無かったけど…頑張ったんだって事は伝わるよ。よく頑張った、良い子だ』
「A先生…」
なでなでと緑谷の頭を撫でる。うわ、ふわふわ……。つか緑谷何で涙ぐんでんだよ、涙腺緩くねーか？
「っあ、で、でも！僕この個性把握テストで最下位になってしまいそうで…まだ個性の扱いになれてないし解決策が色々、」
…………あり、
『緑谷…個性出たのか？』
緑谷は無個性だった筈…緑谷自身それで悩んでたし。けど扱いになれてない、って…まるで個性を持ってるみてぇな……
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線の海を跨ぐ船 - ツヅキ、、、マッテマス。 (5月5日 12時) (
レス) @page28 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
線の海を跨ぐ船 - チガウヨ、ワタシハツヅキヲダスッテイッテイタヤスミノタビニココニオトズレテイルオタクダヨ (5月5日 12時) (レス) @page28 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
kokohajijian(プロフ) - いつも楽しませていただいてますっ！続き待ってます(´ᴖωᴖ｀) (5月5日 7時) (レス) @page49 id: 79204e51ea (このIDを非表示/違反報告)
千春(プロフ) - 線の海を跨ぐ船さん» ？作者さんですか？ (5月5日 1時) (レス) id: 8c8b46ff0f (このIDを非表示/違反報告)
線の海を跨ぐ船 - ツヅキ、、、ダスッテイッタノニ (5月4日 20時) (レス) @page49 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2021年11月28日 21時
