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『え、転勤？』
「そうなのよ…
ごめんね、ママ伝え忘れてたみたいね」
『それって、私も着いてくの？』
「流石に高校生を海外には連れて行けないわよー…
それでね、ママパパと話し合ったんだけど」
『待ってママ嫌な予感しかしないんだけど』
「あら、この子勘が良いわねえ。
パパが管理してるアパートがあるから
そこで一人暮らししてもらうことにしたの！
そこならママのお兄さんもいるし。」
『え、ちょっと呑気すぎない？
ママのお兄さんって
お姉さんかいまいちわかんないからやだよ…』
「やあねー！才能がある人はああなるのよ多分。」
『そうなのかな…』
なんだかわかんないけとなんとかなるのかな…
不安いっぱいな私を置いて
さっさと身支度しないと〜なんて鼻歌を歌いながら
段ボールを立ち上げ始めた。
…この人なんか隠してない？
「あ、そうそう。
隣に住んでた豆原くんと同じ高校に
転校することになったから」
『え？豆原くん久しぶりすぎる
…どこの高校行ってるの？』
「えーっと言ってもわかんないと思うけど…
…日本製作学園ってとこ…」
『日本製作学園？
なんか聞いたことあるんだけど思い出せない…
でも頭良さそうな名前だけど大丈夫なの？』
「大丈夫大丈夫！
そこに制服置いてあるから見てみて！」
うまく話を逸らされたような気がする…
渋々指を刺された段ボールの中を覗いてみると
えっ
『めっっっちゃ可愛い！』
「でしょー？
わざわざ私が直々に生地から選んだんだから
当然よー！」
『え？』
「あ！
依頼されたのよ？
ママこう見えて大忙しだからー！」
ママは実は有名なファッションデザイナー。
おかしな話ではないけどなんだか引っかかる…。
「来週から日本製作学園に通ってもらうからね」
『ママ達はいつ引っ越すの？』
「Aが登校する日にママ達も飛行機よ。
あー…A学校生活楽しむのよ…
辛いことがあっても笑顔を忘れずにね！」
『…うん』
なんだかママがいつもより変だった。
この時にたくさんのヒントがあるにも関わらず
私は呑気に身支度を済ませて行った。
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ひよこ(プロフ) - 海羅さん» 遅くなってすみませんー！ありがとうございます！頑張りますー！^^ (2020年3月6日 1時) (
レス) id: e77d710940 (このIDを非表示/違反報告)
海羅(プロフ) - 更新待ってます！ (2020年2月16日 13時) (レス) id: 27b3bc5b28 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - ちかさん» 遅くなってすみません！ありがとうございます！テンションすごく今高いので今からめちゃくちゃ頑張りますね！ (2020年2月3日 1時) (レス) id: e77d710940 (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！ (2020年1月14日 23時) (レス) id: d01156b8f7 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - ミルクさん» めちゃめちゃ嬉しいです！テンションめちゃめちゃ上がりますありがとうございますー！＾＾ (2020年1月7日 0時) (レス) id: e77d710940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこ | 作成日時：2019年12月10日 23時
