元ヤンの中身はただの乙女だった【ハイキュー】

7 俗に言うデート ページ8

こ、これでいいよな

結構なんのきっかけもなく誘ったけどこれはパンピーにも通じるのね…！

(＊普通は通じません)

よし気になることを質問して彼のことを知るぞ！

「ねえ、気になってたんだけどなんで標準語なの？」

「関西出身ではないからね」

「そうなんだ、一緒だね」

「Aは茨城でしょ？」

「そう！おy…お父さんはパ…普通の人でお母さんがヤンキーだよ」

親父にパンピー……あっぶねえ

「茨城県はそういう人多いんだ？」

「いや場所によると思うけど私のところは多かったかな」

やばい！私が知ろうとしてるのに角名様が質問していらっしゃる！

なんて幸せなの…この時間がずっと続けばいいのに…

「そういえばどこに連れて行ってくれるのー？」

「喫茶店とかどうかなって…」

「いいよ！」き、喫茶店！？マナーとかあるのかな

どうしよう何も知識ない、嫌われちゃったら…ああ…

てか角名様私のこと喋りすぎとか思ってないかな…つぐみでもこんなに話さない…

不思議だな

角名side

放課後に男女2人で寄り道する

俺はこういうことをするとは思ってもいなかった

Aがどう思っているかわからないけど

世の中で言うデートだねこれ

しかも俺にたくさん質問してくれる…正直とてもいい気分だ

普段の俺ならめんどくさがるけど好きな人と2人きりなら

普段絶対行かないような喫茶店に行くことにした

少々ロマンチックな雰囲気漂う感じだけど

Aは全く動揺しない、慣れているのか(＊かなり動揺してます)

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