144-胸を張って ページ45
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「今年の１年は良いなァ。オールマイトに見てもらえてんだよなー」
「それではオールマイト。３位からメダルの授与を」
踏み台を登ったオールマイトと視線があった。
「A少女おめでとう！頑張ったな！」
「！……ありがとう、オールマイト」
スッ…とメダルを首に掛けてもらう。
腕を広げてくれたオールマイト。……え、ハグしても良いの？
そう思いながら顔を見れば、笑顔で頷いてくれた。
遠慮せずに思いっきり抱きつく。
「爆豪少年との準決見てたよ……優しい心は大切だけどな？いかんせんA少女は優し過ぎる。
＿＿＿途中で攻撃を逸らしたのは、いけなかったな」
「…やっぱり、気付かれてました？」
「まあね。…でも、強くなったな！」
「……ッ〜はい！」
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それから滞りなくメダルは渡されて、受け取らないと言い張る勝己はメダルを咥える形で授与された。
「さァ！！今回は彼らだった！！しかし皆さん！この場の誰にも
ご覧いただいた通りだ！競い！高め合い！さらに先へと登っていくその姿！！
次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている！！
てな感じで最後に１言！！皆さんご唱和下さい！！せーの」
締めはあの１言しか無い！！
「「「プル……「おつかれさまでした！！！」……えっ！？」」」
「「そこはプルスウルトラでしょオールマイト！！」」
オールマイトが大ブーイングを受けて、この体育祭は幕を閉じたとさ。
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教室にみんなで戻ってきた。
相澤先生が前に立って、そちらを見る。
「おつかれっつうことで明日明後日は休校だ。プロからの指名等をこっちでまとめて休み明けに発表する。
ドキドキしながらしっかり休んでおけ」
…凄い濃い１日だった。
振り返っていると、私にはまだやる事があることを思い出した。…いや、ずっと覚えてはいたけどね？
みんなゾロゾロ…と教室を出ていく。
その中で、私は彼の手首を掴んだ。
「……ちょっとだけ、良いかな？＿＿＿轟くん」
「…俺も、お前に用がある」
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体育祭長かった…
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すずな - 響さん» コメントありがとうございます🥰夢主ちゃんめっちゃ可愛いですよね〜！！ (8月10日 11時) (
レス) id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
響 - めちゃくちゃ面白くて一気に読んじゃいました！！！チート夢主ちゃんかっこかわいくてすきです笑 次の更新気長にまってます✨ (8月9日 19時) (レス) @page36 id: 78bf574804 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2023年7月13日 1時
