127-心の内 ページ28
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「しかしまァさすがに爆豪くんも女性相手に全力で爆発は……「するね」……」
「出久の言う通り。皆、自分の…夢のためにここで１番を獲ろうと必死だから。勝己でなくとも手加減なんか考えないと思うよ」
お茶子ちゃんは「だよねー」って顔してる。
「僕は麗日さんにたくさん助けられた。だから少しでも助けになればと思って…麗日さんの個性でかっちゃんに対抗する策、付け焼き刃だけど…考えてきた！」
「おお！麗日くんやったじゃないか！！」
ノートを掲げながら言った出久に、飯田くんは手をシュバって動かした。
でも、お茶子ちゃんは俯いたまま。
「ありがとうデクくん…でも、いい」
彼女は顔を上げた。
いつもとは違う、微笑む様な顔。
でも、諦めてる訳じゃないことは分かった。
「デクくんは凄い！どんどん凄いとこ見えてくる。騎馬戦の時…仲良い人と組んだ方がやりやすいって思ってたけど、今思えばデクくんに頼ろうとしてたんかもしれない」
語られるのは、彼女の＿＿＿心に灯された気持ち。
「だから飯田くんが「挑戦する！」って言ってて本当はちょっと恥ずかしくなった」
後から知った話だと、飯田くんは出久に挑戦するために轟くんの騎馬に加わったようだ。
「麗日さん…」
「だから、いい！皆将来に向けて頑張ってる！そんなら皆ライバルなんだよね…だから決勝で会おうぜ！」
震えている手。
それでもお茶子ちゃんはグッ！と親指を立てて、自分を奮い立たせた。
……あーもう、なんでそんなにみんなは真っ直ぐなんだ。
そんなの…憧れるしかないじゃん。
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前の試合は丁度決着がついていて。
切島くんと鉄哲さんという人がやって、引き分けだったらしい。
気絶してしまったから、目を覚ましたら他の方法で上がる人を決定するみたいだ。
「１回戦も残す所２試合…
中学からちょっとした有名人！！堅気の顔じゃねえヒーロー科爆豪勝己！！
俺こっち応援したい！！ヒーロー科麗日お茶子！」
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作者のすずなです。
何か最近第５次ヒロアカブームが来てまして…更新が上手くできてるような気がします！(調子乗ってる)
次は５巻！
ここまで読んでくださった全ての方に感謝です！
2023/08/02
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すずな - 響さん» コメントありがとうございます🥰夢主ちゃんめっちゃ可愛いですよね〜！！ (8月10日 11時) (
レス) id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
響 - めちゃくちゃ面白くて一気に読んじゃいました！！！チート夢主ちゃんかっこかわいくてすきです笑 次の更新気長にまってます✨ (8月9日 19時) (レス) @page36 id: 78bf574804 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2023年7月13日 1時
