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「うわぁあ！！まだ、まだ！！」
「よこせェ！！」
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「TIMEUP!」
-
「はぁ…はぁ……取れなかったあぁ！！」
悔しい。でも、ちょっとスッキリしている。
「頑張ったね、A。１位通過だってよ」
「むいちろぉ！」
「最終種目まで時間が空くらし……」
「おばないぃ！！言葉に詰まって、ゴミを見る様な目で見ないでぇ…」
「飯だ飯！！」
「元気有り余ってんのすごいよぉ、いのすけッ！」
自由過ぎる３人は取り敢えず戻るね…と戻っていった。
クラスのみんなの波に乗って戻るつもりが、なんか流されて学校関係者専用入口に来てしまった。
「！…かつ……「うるせえ」……むぐ」
歩き回っていれば、勝己を発見！後ろから肩を叩けば頬を掴まれた……痛いっす、パイセン。
「個性婚知ってるよな」
反響して聞こえてきたのは、轟くんの声だった。
思わず勝己を見れば、無言で手を離してくれた。
「超常が起きてから第２〜第３世代間で問題になったやつ…」
それから盗み聞きとも言える状況で、私は息を潜めていた。
…個性婚。
私もヒーロの両親を持っていたから数回耳にしたことがある。
なんでも、子供の個性をより強くする為に配偶者と結婚する……という物。
それ故に現在はあまり好ましくないとされている考えでもある。
-
117-変わる ページ18
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「この終盤でAが暴れていたが、ハチマキを落として順位が変わりゆく！！若気の至りだあ！！
さぁさぁ時間ももうわずか！！」
後ろから攻めてきたのは勝己だった。
３人にお願いして、互いに向き合う。
「あと３０秒ちょっとか…勝己、頂戴？」
「ハッ、寝てんなら…はよ起きろや！！」
私に向かって爆破を起こしつつ手を伸ばしてくる。
…終盤になって威力も上がってるから、気を張って避ける。
＿＿＿ガッ！！
勝己の手を迎え撃つ。そのまま互いに譲らず、揉みあう形になった。
「チッ！！」
「ッ＿＿＿離し、て！」
押して引いて。
こっちが手を離してハチマキに手を伸ばせば、間髪入れずに勝己の手が伸びてくる。
「そろそろカウントいくぜエヴィバディセイヘイ！」
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「うわぁあ！！まだ、まだ！！」
「よこせェ！！」
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「TIMEUP!」
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「はぁ…はぁ……取れなかったあぁ！！」
悔しい。でも、ちょっとスッキリしている。
「頑張ったね、A。１位通過だってよ」
「むいちろぉ！」
「最終種目まで時間が空くらし……」
「おばないぃ！！言葉に詰まって、ゴミを見る様な目で見ないでぇ…」
「飯だ飯！！」
「元気有り余ってんのすごいよぉ、いのすけッ！」
自由過ぎる３人は取り敢えず戻るね…と戻っていった。
クラスのみんなの波に乗って戻るつもりが、なんか流されて学校関係者専用入口に来てしまった。
「！…かつ……「うるせえ」……むぐ」
歩き回っていれば、勝己を発見！後ろから肩を叩けば頬を掴まれた……痛いっす、パイセン。
「個性婚知ってるよな」
反響して聞こえてきたのは、轟くんの声だった。
思わず勝己を見れば、無言で手を離してくれた。
「超常が起きてから第２〜第３世代間で問題になったやつ…」
それから盗み聞きとも言える状況で、私は息を潜めていた。
…個性婚。
私もヒーロの両親を持っていたから数回耳にしたことがある。
なんでも、子供の個性をより強くする為に配偶者と結婚する……という物。
それ故に現在はあまり好ましくないとされている考えでもある。
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すずな - 響さん» コメントありがとうございます🥰夢主ちゃんめっちゃ可愛いですよね〜！！ (8月10日 11時) (
レス) id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
響 - めちゃくちゃ面白くて一気に読んじゃいました！！！チート夢主ちゃんかっこかわいくてすきです笑 次の更新気長にまってます✨ (8月9日 19時) (レス) @page36 id: 78bf574804 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2023年7月13日 1時
