101-おかえり* ページ2
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バンッ！！と病室のドアが開いて、そこから雪崩れるように皆が入ってきた。
「大丈夫かA！……「ちょ、馬鹿なの？！怪我に響くんだから静かにしろよ炭治郎！！」……今の善逸の声の方が大きくなかったか？」
「おーい、生きてっか〜？」
「うわあぁぁん！！Aちゃんん"〜。生きでて良がったぁよぉ！」
一気に声をかけられ、抱きしめられる。
「ちょ、痛い痛い！！！私！腕！骨折！！」
誰かの肩越しに見えたのは、ドアの前で
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「……そうだったんだ」
あの日から丸一日が経っている、と告げられた時は驚いた。
義勇の(ちょっぴり言葉足らずな)説明によると、あの後飯田くんが動けるヒーロー達を連れて戻ってきたとの事だった。しかしながら後少しのところで逃げられてしまったらしい。
「それにしても……取り敢えず、クラスのみんなが殆ど無事で良かったぁ〜。
……で、消太兄さんは両腕粉砕骨折だっけ？」
「嗚呼。それ
「許可が下りて良かったよぉ。あのままだと、消太兄さん確実に不味かっただろうし」
あの時。駆けつけたヒーローに義勇が掛け合い、治療の許可をもぎ取ったんだそうで。
偉いね、良くやったね。もちうる言葉を全て使って褒めれば、義勇に犬の耳と尻尾が見えた。
……ブンブンしてるなぁ。
「てか、今日臨時休校だったんね」
「そうらしいわ。だからしっかり休んでね、って先生方が言ってたわよ」
「…カナエちゃん！！」
義勇が去った後、思い出す。
声のした方を振り向けば、カナエちゃんが花瓶に綺麗な花を生けたのか、新しいそれを窓際に置いた。
オレンジ、白、黄色。
色とりどりなその花を吸い込まれるようにして見つめる。
「これ、なんて言うの？」
「…！あ、これはねぇ、アイスランドポピーっていうお花らしいわ！花言葉は、"いたわり"なんですって！」
「……素敵な花言葉を持ってるんだね」
窓から吹き込んできた一陣の風によって揺らめく花達は、私を、まるで花畑にいるみたいな気持ちにさせた。
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１００話記念のアンケートについて。
沢山の回答ありがとうございました！！
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すずな - 響さん» コメントありがとうございます🥰夢主ちゃんめっちゃ可愛いですよね〜！！ (8月10日 11時) (
レス) id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
響 - めちゃくちゃ面白くて一気に読んじゃいました！！！チート夢主ちゃんかっこかわいくてすきです笑 次の更新気長にまってます✨ (8月9日 19時) (レス) @page36 id: 78bf574804 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2023年7月13日 1時
